お勧めの加工技術名 日建塗装工業製 ノンスティックコーティング
1)母材をブラストで凹凸を付け、その面にセラミック溶射を施し、凹面(溝部)に非粘着物質(熱硬化性ケイ素系ポリマー)をコーティングする技術です。
1)プレセラミック・コーティングの表面は凹凸状に処理加工されています。
1)封入された非粘着物質が表面に絶えず供給される構造です。
1)ご使用用途に合わせて、4種類の表面粗度(荒さ)から選定出来ます。また、プレセラミックを使用せず素材にブラスト処理をして非粘着部物質を封入するコーティングも2種類有ります。
*このような形状の場合、モノと触れる場所が点になるため接触面積が非常に小さくなり、付きにくくまた剥がれやすくなります。
非粘着性 ノンスティックコーティングは処理材の性能と表面形状によって、フッ素樹脂やシリコンゴムでも対応出来ない強力な粘着物の付着を解消出来ます。(例;ガムテープ・セロテープは全く付着しません)
耐摩耗性 プレセラミックによって表面の硬さを維持する為、耐摩耗性を向上させ長寿命を実現します。
フッ素樹脂・シリコンコーティングとは比較にならない耐摩耗性を発揮します。
上記特性を高次元で実現することが出来きます。
耐熱性 連続使用温度は150℃までお使い頂けます。
極まれに粘着度が高い液体に対して完全な非粘着にならない場合が有ります。粘着度が高い液体に対してご検討の場合には、事前にご相談をお願いします。(サンプル提供等で確認致します)
粘着材(高分子ポリマー等)の搬送プレート・ロール、包装ラインの糊付け箇所の部品等、カラー・インクパン(着色剤の入物容器)紙・樹脂シート加工ラインの圧着ロール、カッター、其の他粘着物に接する部品
ノンスティックコーティングのソリューション事例はこちらをご覧ください。
高い非粘着性でかつ耐摩耗性(長寿命)を実現する、一般的には相容れない特性を有する表面処理技術など、特徴を持った豊富な表面処理技術の中から、お客様のご使用状況に合う有益な提案を致します。