研修と教育について：蒲田工業

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研修と教育について

蒲田工業の研修制度は、あなたが“エンジニアリング営業”として自ら考え、動ける存在へと成長していくための土台です。お客様の課題を的確にとらえ、提案から現場対応まで一貫して担う力――それが私たちが目指す人材像です。
その実現に向けて、文系出身・未経験の方でも着実に実践力を養えるステップを用意しています。そして、研修を通じて育むのは、知識やスキルだけではありません。「自ら学び、周囲と協力し、社会に貢献する」――そうした行動姿勢を定義した『蒲田マインド』に基づき、あなた自身の成長を会社全体で支えていきます。

蒲田マインドとは？
「困っている人を見過ごさない」「自分ごととして考える」「すぐやる・やり切る」を共通の行動軸に。技術や経験以上に、“姿勢”を重視するカルチャーです。あなたの挑戦に、先輩たちが必ず応えます。

未経験でも、段階的に「できる」を積み重ねる
――研修プログラムの全体像

蒲田工業では、4月の入社から約5か月間、新入社員全員が共通して受ける研修プログラムを用意しています。
目的は、「提案力」「現場理解」「社会人基礎力」を段階的に習得し、自信をもって現場に立てる状態へと導くことです。
プログラムは、ビジネスマナーや会社理解といった導入教育に始まり、製品や工事の実物を扱う実践型研修、AIツールを活用した資料作成演習など、多角的な構成となっています。

研修のゴールは、「仮想のお客様」に対して、最適な提案書と見積書を自ら作成し、役員の前でプレゼンテーションを行うこと。
この実践演習を通じて、現場で求められる“考え抜く力”と“伝える力”を鍛えます。
配属後もこの経験が土台となり、お客様から信頼されるエンジニアリング営業としての第一歩を踏み出せます。

実践を通して学ぶ、4週間の集中研修

新入社員研修では、各週に異なるテーマを設け、 社会人としての基礎から、 技術的視点を持った提案力までを段階的に習得していきます。
現場に出る前に、「わかる」「やってみた」「考えた」経験を積み重ねられるよう設計されています。

第1週：ビジネスマナーと営業の心構え

外部講師による礼儀作法・名刺交換・立ち居振る舞いなど、社会人としての基本を体得。
他社の新入社員とも交流し、刺激を受けながら営業としての自覚を持つきっかけとなります。
・社会人の第一印象がいかに大切かを体感
・話す力・聴く力の基本が営業の出発点だと理解

第2週：会社理解と現場安全教育

企業理念や業務構造、就業ルールに加え、安全講習・KYT（危険予知トレーニング）を通じて、現場における基本行動と危険回避の考え方を学びます。
・「わからないこと＝危険」の視点を持つ大切さを実感
・先輩や講師の話から、現場の判断力が重要だと気づく

第3週：図面の理解とクリーンブース体験

方眼紙を使った手書き図面演習や、実物フレームを組み立てる作業を通じて、製品や工事の基礎的な構造理解を体験します。
・「図面が読めると、モノの見方が変わる」と実感
・仮組みの精度が現場トラブルの有無を左右することを体感

第4週：AIツールと提案力の基礎

CopilotやPerplexityなどの最新AIを活用し、資料作成や調査の効率化を体験。
「伝わる」プレゼンテーションの基礎もあわせて習得します。
・「正しく調べて、わかりやすく伝える」技術が求められることを体感
・情報の扱い方で提案の質が変わることを学ぶ

第5週以降は、各部署でのOJTがスタート。
配属先での実務を通じて、自分の担当分野に対する理解を深めながら、 8月の「提案シミュレーション演習」に向けて準備を進めます。
この演習では、お客様（想定）に対して、見積書・提案書を作成し、役員の前でプレゼンテーションを実施。実践力と自信の両方を養います。

研修を通じて、どんな力が身につくのか？

提案力	お客様のお困りごとを把握し、技術的背景を踏まえた提案を組み立てる力。営業と現場の両視点を持ち、最適な解決策を描ける人材を目指します。
図面読解・構造理解	図面を通じて製品や工事の構造を正確に理解し、現場での打合せや設計変更にも柔軟に対応できる力。
安全・品質意識	KYTや安全講習を通じて、現場で最も重要な「リスクの芽を見つける視点」を育成。トラブルを未然に防ぐ土台となります。
プレゼンテーション力	AIを活用した資料作成演習と、プレゼン発表で培う「わかりやすく、伝わる話し方」。 8月の発表会でその力を実践し、自信を持ってお客様の前に立つ準備が整います。

配属後も、実務を通じて成長できます

現場で「先輩と一緒に」実務に取り組む
各部署に配属後、先輩社員のもとで実際の業務を体験します。最初は見学・同行からスタートし、徐々に担当業務を持ちながら理解を深めていきます。
・お客様対応の流れや、製品・工事の提案方法を学ぶ
・見積作成や日程調整など、営業業務の基本を実践で体得

定期面談とフィードバックで方向性を確認
OJT中も定期的に面談を実施し、学びの進捗や課題を確認。悩みや不安を共有できる機会としても活用されています。
・自分の成長を実感できるタイミングを言語化
・「次に何をすべきか」を一緒に整理できる

外部新人研修

社会人としてのスタートを支える、基本のビジネスマナー研修を外部講師の指導で実施します。
他社の新入社員との交流を通じて、視野が広がるきっかけにもなります。

◎参加者の声

男性A	研修全体を通して今後どう成長していくのかという点に注目していたのがよかった。具体的に何をすればよいかの一例があったりすると目標が立てやすいと思いました。
女性A	研修の内容を網羅することは社会人としての常識を身に着けることと同等のため、まだ難しいと感じている。しかし、実務を行いながら経験を積み重ねることによって少しずつ感覚として掴めるようにしていきたい。

資格取得も、会社がしっかりサポート

専門資格が、お客様からの信頼につながる
蒲田工業では、「一級管工事施工管理技士」など現場に必要な資格を持つことで、
技術的な相談に応じられる営業として、より高い信頼を得られると考えています。
・取得に向けた学習期間の有給取得を推奨
・先輩社員による勉強会や教材シェアもあり、取り組みやすい環境

あなたの“なりたい姿”を描ける職種とキャリアパス

エンジニアリング営業職
お客様の課題をヒアリングし、設備や工事の提案・見積・納品までを担当。
技術と信頼で選ばれる、現場もわかる営業を目指します。
・1～2年目：先輩同行・OJT中心に提案と現場を経験
・3年目以降：担当顧客を持ち、提案・施工管理を一人で担う案件も

設計・技術職
クリーンルームやライン設計、CADによる図面作成、レイアウト改善案の立案などを担当。
生産性向上や省エネ対策といったソリューション提案にも貢献します。
・設計補助からスタートし、経験と共に顧客提案に同席する機会も
・設備導入やユーティリティ設計などの高度案件も経験可能

1年目	OJTで提案や現場対応の流れを理解。先輩のもとで小さな案件から経験を積みます。
2～3年目	一部業務を一人で担当し、設計や施工管理を含む案件も経験。得意領域が見えてきます。
4～5年目	複数分野をまたぐ複合提案も可能に。営業から技術、技術から施工管理へとキャリアを広げる人もいます。
6年目以降	マネジメントや専門職として、チームや会社を動かす側へ。