ホーム > 表面処理(目的・性能別検索) > 密着性

密着性 表面処理(目的・性能別検索)

〈目次〉
1,選定のポイント
2,お勧めの加工技術

「密着性」選定のポイント

密着性向上とは、処理された表面処理加工技術(コーティング)が対象となる母材(基材)との密着性をよくすることとなります。
密着性が悪いと製品へのコンタミの懸念や、コーティングの早期剥離による再度処理が必要などの問題が挙げられます。

密着性の効果は、母材との相性や母材表面の粗さに依存します。
また、面取り、加工目の条痕、傷や打痕の有無なども関連します。

耐摩耗性や滑り性、離型性(非粘着性)などの性能を満たすため、密着性と同時に求められる場合が多いです。
例えば、耐摩耗性が求められる場合、選定されたコーティングの耐久性を向上するため、そのコーティングが母材との密着性が求められます。
また、離型性が求められる場合、仮に製品がかなり粘着質のもので、選定されたコーティングが製品と一緒に持って行かれて剥離される問題があるので密着性が求められることがあります。

お勧めの表面処理加工技術

表面処理加工技術の特性一覧表はこちらから