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加飾膜・装飾コーティング 表面処理(目的・性能別検索)

〈目次〉
1,選定のポイント
2,開発・施工事例

「加飾膜・装飾コーティング」選定のポイント

世の中にあるさまざまな商品の中で、美観性や肌ざわり、風合いなどを重視されるものは数多くあります。
陽極酸化(アルマイト)や電気めっき、バレルめっきなどの手法の他に、セラミックコーティングをはじめ、フッ素系、ガラス系などのコーティングも美観に加えてプラスαの機能が付与できる場合がございます。

対象となる品物が金属に限らず、樹脂への装飾も加工できます。
樹脂の場合はアルマイトやめっきでは処理をすることに制限があったり、困難な場合がございます。

セラミックコーティングは本来、品物が金属へ滑り性や離型性の付与をさせるために開発されたコーティングとなりますが、セラミックコーティングがもつ美観性や高級感に加え、硬い皮膜による耐久性の向上などの効果が魅力の一つとなります。
基本的には白・黒で艶ありになりますが、お客様のニーズによって、さらさら感を演出したい、陶器のような肌ざわりにしたい、などのご要望に対していくつかご提案が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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開発・施工事例

スマートフォンの外装

セラミックコーティングはもともと、離型性や滑り性を付与させるコーティングで、フッ素樹脂コーティングの耐久性向上のために開発されたものですが、セラミックコーティングが持つ、独自の色調(白や黒)、風合い(高級感)、肌ざわり(下地処理や基材となる母材により変化)など装飾目的でお客様に提案して、実施しました。

キッチン周り

ガスコンロの製品自体の色調や美観性は保ちつつ、吹きこぼれ等による汚れの清掃性を向上させたり、食材の油分や調味料、ソースなどの清掃性を向上させるために、無色透明のフッ素樹脂コーティングを実施しました。
基材との界面で重合反応を起こして成り立つ、反応系のコーティングとなりますので繰り返しの耐久性は、一定の効果が見込めます。