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耐薬品性、耐熱性、非粘着性、滑り性、電気絶縁性などの優れた特長を持つフッ素樹脂をコーティングする技術です。用途、目的により汎用的なPTFE以外にもPFAやETFE,FEPなどをお選びいただけます。
焼成炉での焼付により成膜するコーティング方法以外にも、低温硬化、常温での処理も一部可能です。
成膜する膜種、成膜方法により施工可能なサイズが変わります。ご相談ください。
最も大きな焼成炉のサイズは4000W×4000H×10000L(世界最大級)
成膜する膜種、成膜方法により施工可能なサイズが変わります。ご相談ください。
焼成温度は膜種によりますが280℃~435℃です。
低温硬化タイプは常温~200℃。
酸、アルカリ全ての薬品に対して優れた耐性を持っています。
氷に次いで、地球上の物質で最も低い表面摩擦係数であり、滑り性に優れます。
非粘着性、絶縁性、耐熱性にも優れています。
スライドレール、搬送テーブル、薬液タンク、ホッパー、シュート、フライパン、業務用炊飯釜、食品用金型、Oリング
金属、セラミック、ガラス以外にも、低温焼成、常温成膜タイプではゴムや各種プラスチックにも処理が可能です。
焼付を行う場合、高温での焼成となりますので、熱変形の恐れがあります。また密着力を高めるために下地処理として空焼き、ブラスト処理を行います。変色、変形の恐れがあります。耐摩耗性は一般的に低いので連続的に摺動荷重が掛かる個所へは不適です。