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無電解ニッケル・ボロン 表面処理加工技術紹介

無電解ニッケル・ボロン

加工技術の詳細

無電解ニッケルめっきにホウ素(ボロン)を含有させためっきです。熱処理なしでもHV700~800の高硬度膜を成膜できます。
更にめっき後300℃で熱処理を行うとことでHV1000前後まで硬度を上げ耐摩耗を向上させることができます。熱処理時の変色がほとんどないことも特長として挙げられます。

無電解ニッケル・ボロン

加工可能サイズ

450×500×1000、1900×1000×10(板状)

処理可能な重量

1t

処理温度

めっき成膜時は90℃以下、めっき後に熱処理行うことで硬度を上げることが可能。

優れた特徴

食品衛生法適合、RpHS指令対応。
耐熱性に優れる。(融点1400℃) 雰囲気温度650℃での使用実績あり。
導電性に優れる。(電気抵抗 5~10μΩ・cm)。
無電解ニッケルめっきの特性と共通し、着き回り性、膜厚の均一性良好です。

此れまでに、ご使用頂いた用途例

電子部品、スプロケット、ヒーターローラー

母材

ほぼすべての金属に対して処理可能。

注意点(処理による欠点等)

母材材質や形状によっては前処理を必要とします。その場合処理可能サイズも変わります。

納期(数量、サイズによる異なる)

1週間程度。