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エアー駆動式カプラーで省人化実現!端面シールが困難な配管でも外周側面のシールで着脱可能

お客様のお困りごと   CP-12

自動車搬送ラインの検査工程で、ワーク(製品)をカプラーに押し付け封止検査を行う際、凸凹のシール部が原因で、パッキンが摩耗し、頻繁にエアー漏れが発生していました。また、一日に数百回の検査を手動で行うため、膨大な時間と労力がかかっておりお困りでした。

お客様のご要望
  • 配管用パイプの端面が凸凹しているため端面シール方法でパッキンが傷つきやすい。
    カプラーの着脱回数は1日に数百回と多く、すぐに摩耗(パッキンに穴が開く)し、エアー漏れが発生してしまう。
  • →他のシール方法で検査作業ができるように改善したい。


  • 多い時の生産台数は、1日2,000台(同数の検査が必要)。
    手作業検査では、生産が間に合わず、作業者の負担も大きい。
  • →検査作業工程をエアー駆動式カプラーで自動化(省人化)を検討している。

蒲田工業からのご提案内容

ポカヨケ機能付き(誤挿入・接続ミス防止)エアー駆動式 気密検査カプラー(IC型)をご提案しました。

エアー駆動式 気密検査カプラー(IC型)
ポカヨケ機能付きエアー駆動式 気密検査カプラー(IC型)

解決のポイント
  • 供給されたエアーにより内側に膨らんだパッキンがシールロックする構造の気密検査カプラーを採用。
    この気密検査カプラーは、外周側面をシールする前にボールロックさせるため、ワークとの確実な接続を実現し、エアの微小漏れも起きにくい(お客様の基準値をクリア)ことが特徴です。
    さらに、シール方法を変えたことで、パッキンの傷つき・摩耗が減少し、長寿命化も実現しました。

  • 検査の効率化を目指し、3方向からエアー駆動式カプラーを固定した検査ワーク(製品)に斜め接続できる構造に設計製作。省力化・自動化を実現しました。挿入長をコントロールすることでより傾ぎにくい部分で確実に接続します。また、誤挿入による接続ミス防止にポカヨケ機能付きカプラーを採用しました。

エアー駆動式気密検査カプラー(IC型)の漏れ検査の様子
漏れ検査の様子(イメージ図)

解決した内容、お客様の声

シール方法を端面シールから外周側面のシール方法へ変更したことで、パッキンの摩耗から発生するエアー漏れが改善されました。また、検査工程の自動化により、ヒューマンエラーも改善され、生産性も向上しました。

蒲田工業がご提供できる価値

お客様のワーク形状に最適なオリジナルワンタッチ気密検査カプラーを設計製作いたします。ねじ込み作業を自動化・省人化することで生産ラインにおける検査工程の生産性の改善の課題を自動化・省人で解決いたします。

事例番号

CP-12
※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。

営業マンの紹介    流体事業部  美濃島 真吾

お客様のお困り事を解決するため難しい課題にも果敢に取り組みどこのメーカにも出来ない仕事をやり切る強い責任感で何通りもの解決策をご提案します。一方で社内ではムードメーカー的存在でチーム力を発揮。これまで培ってきた実績と経験から幾度もチームで打ち合わせを重ね解決方法の突破口を開きます。

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