ホーム > お困りごと解決事例 >タンク安全対策工事 スペースに制約のある中でいかに安全性を高められるか!
食品工場様において、屋外に設置されているCO2循環タンクに梯子しかついておらず、作業時の危険性が指摘され、対策を相談されました。
① 背籠梯子に交換したいが、取付けスペースがない。
② 現状点検時は安全帯を梯子に掛けながら作業を行っているが、安全帯のつけ外しの際に転落の可能性。
③ タンク天面点検時は安全帯を掛ける場所がなく危険性が高い。
極小スペースにも設置が可能な墜落防止装置「エスコート・アイレール」を提案しました。
① レールはアルミ製で軽量、コンパクト。
② 安全器(アイリス)に安全帯フックを固定、移動の際はアイリスをレール上で動かします。
安全帯フックを外すことがなく、アイリスに自動ロック機構(アイリスを引っ張るとロックが解除、手を放すとロック)が付いているので安全性が格段に向上。
③ タンク上部までレールを延長することで天面作業時の安全性も確保。
事前にタンク寸法、レール支持金物取付け箇所を測定し、レールをベンド加工した上で、設置工事を行いました。そのため現地での作業もあっという間に終えることができました。
長年、懸案項目だった課題が解決したと喜ばれました。実際の作業時もアイリスを動かすだけで、安全に作業ができるので、作業効率の点においても向上したと評価頂けました。
タンクの安全性向上のために点検用梯子を設置された事例は以前からホームページに掲載しております。また他各種安全対策も現場の状況に応じ様々な手法で施工しております。
安全対策機器類の販売だけでなく、今回のように据え付けまで責任を持って行います。
サッカーとフットサルを愛する当社のエースストライカーです。
フットワークの良さを活かし、業種や工程を問わずあらゆる分野で課題を解決に導きます。生産性の向上、工程の自動化、安全対策など今まで多くの実績を築き上げてきました。(この事例は前任の相模原営業所在籍時に担当したものです。)