ホーム > お困りごと解決事例 > 老朽化したコンクリートピットを短期間で補修!
化学会社様でコンクリートピットの腐食が進み、工期がネックで補修をしたいが出来ない、と困られていました。
問題点とポイント
① 生産計画で生産停止期間は最長で5日間しか取れない。
② 現状の下地コンクリートへの浸食状況が把握できない。
③ コンクリートへの浸食が有った場合、通常補修工法では工期20日間以上掛ってしまう。
④ 腐食の強い液体も流入する可能性があるため、表面のライニング材料は重防食で吸水性が低いこと。
下地コンクリートが浸食されていても施工可能な下地調整剤を選定し、ライニングは耐腐食性の高い材料を使用し、工期は5日間以内で完了できる施工方法を提案いたしました。
ポイント
① 下地コンクリートが侵食されていても施工可能な速乾性のシリカ系特殊下地調整剤を使用し5日以内に補修を完了する。
② ライニング材は強度があるFRPを使用します。
③ FRPのトップコートにはチタン系物質と特殊シリコン樹脂を組み合せた重防食で吸水性、透水性が低い材料を使用します。
▼ 補修前
▼ 補修後
補修時ピットの水を抜くと表面のコーティングが腐食され下地のコンクリートにも浸食が始まり、事前に対策をたてたことでお客様に迷惑をお掛けせずに補修を完了する事が出来ました。
また、結果は出ていませんが、下地コンクリートの耐久性を上げトップコートに重防食の材料を使用していますので、間違いなく耐久性の向上も出来たと確信しています。
特殊な補修材料や補修工法も幅広く扱っています、補修やメンテナンスでお困り事がありましたらご相談下さい。
食品工場・化学工場メインの担当をしており、お客様に好かれるタイプの営業マン。
塗り床工事・壁補修・FRPライニング・防虫対策工事が得意で、現場になれており工場の環境をトータル的にサポートさせていただきます!