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熊本営業所 田上主任取材記

DATE2015.3.25 CATEGORY現場レポート

mitsuyuki.jpg 営業推進部の満行です。



先日、熊本営業所 田上主任を取材させて頂きました。

田上主任(blog).jpg

血液型:   A型
星座:     おひつじ座
趣味:    釣
好きな食べ物: 甘い物
社歴:     9年目

Q: 主な仕事の内容を教えてください。

熊本、福岡の食品や製薬関連企業様を中心に営業活動しています。
ゴム、樹脂、金属加工品の販売、生産設備の改善提案を日々行っています。
社内勉強会で学んだこともあり、溶射や各種めっき、コーティングなど表面処理関連は自信を持って提案できるので特に力を入れています。
物品の販売だけでなく、据付工事や各種メンテナンス工事、塗装工事なども行っています。
熊本、福岡が活動の中心エリアですが、熊本営業所は九州全域を活動対象にしていますので、定期的に北九州や鹿児島も回っています。

Q: 新規で初めて深耕が出来たお客様はいらっしゃいますか。もしいらっしゃいましたら、そのきっかけ&経緯等を教えて頂けますか。

大手お菓子メーカー様です。自分が甘いもの好きで、このお客様の商品もよく食べていました。
せっかく営業活動するのなら自分の好きな分野でと考えて、飛び込み営業からスタートしました。
受注するまでには時間が掛かりましたが、定期的に訪問し、他業界での採用事例などを紹介し続けたところ、ベルトコンベアセンサーの取付用金属加工品を受注することができました。
同業他社さんの情報などは良くご存じだろうと考え、異業種での実績だけれども、応用が効きそうな事例を選び紹介することで、情報力をアピールしました。
受注できたのは良かったのですが、図面通りに製作し、いざ取付けようとしたらコンベアが長年の使用で多少歪んでおり、うまく取付けられなくてかなり焦りました。
すぐに加工屋さんに戻って再加工し何とかその日のうちに取り付け作業を終えることができました。
怪我の功名で、お客様からは対応力を評価して頂くことができ、それからいろいろな相談をして頂けるようになりました。
今ではコンベアの改造なども受注しています。近隣の住民の方を招待されて年に1度行われる工場開放イベントでは、Tシャツや案内看板を作らせてもらいました。


Q: 今まで一番大きい(やりがいがあった・嬉しかった)仕事を教えてください。(きっかけ、苦労したこと、結果等)

以前に担当していた大手化学メーカー様での仕事です。生産ラインの増設に伴い、ホイスト設備を中心に設置工事まで受注することができました。
工場建屋の建設と、装置の導入設置が同時進行で行われ、全体の工期もかなりタイトな案件でしたので、現場には数多くの業者が入り、工程調整が大変でした。
週に2回行われる工程会議に出席し、構内道路の占有許可や他社さんとの調整交渉を行いました。
全て、こちらの希望通りに工程が組める訳ではなく、業者同士で妥協点を図りながら進めつつ、工期を遅らせる訳にはいかないというプレッシャーもあり大変でした。
決められた工程の中で協力会社さんと日程のやりくりをしつつ、膨大な提出書類の作成もしなければならないので、時間がいくらあっても足りないという状況でした。
現場作業においては自分が監督の立場でありながら、作業にあたる職人さんの方がはるかに経験豊富で、アドバイスを頂きながら何とか完工することができました。
無事に事故も遅延もなく半年に渡る工事を終えることができて心底ほっとしましたし、仕事のやり甲斐というものを実感できました。

Q: 営業活動において、努力(工夫)している点がありましたら教えてください。

お客様への対応スピードを少しでも上げるように意識しています。
調べものに結構時間が掛かるので、自分が得た情報は積極的に社内で発信し、他の社員さんが同じ手間を掛けなくて済むように心掛けています。
新しい表面処理の情報や、めっき施工での注意点を発信しています。

Q: 新規開拓ではどのような点に気を付けていますか。

最初の印象が大切ですので身だしなみには気を付けています。
事前にお客様のホームページなどで得られる情報は出来る限り把握するようにしています。
それから、食品のお客様なら商品を食べてみる、など行っています。

Q: ソリューション事例で印象に残っている仕事はありますか。

HB―37 アルミ金型の補修 (↓ 画像をクリックして頂くとソリューション事例が閲覧できます)

(※ 形状補修後の写真)

非常に高価な金型ですが、従来は一度凹みができるとそのまま廃棄せざるを得ず、お客様は本当に困られていました。
廃棄予定の金型を引き取り、精密レーザー肉盛溶接、アルマイト処理(剥離、再施工)を行い何とか再生することができました。
お客様からとても感謝され、他の工場にも紹介して頂けましたし、他の物件の受注にも繋がりました。

Q: 近い将来の目標等具体的な目標がございましたら教えて下さい。

熊本営業所は新しい営業所なので、他の事業所にはないビジネスモデルを築き上げることが目標です。
入社以来、ずっと試行錯誤を繰り返しながらやってきましたが、自分の数字も営業所の数字もまだまだなので、まずは数字の面で他の営業所と肩を並べる存在になることが当面の目標です。

Q: プライベートはどのように過ごしていますか。

2歳の子供と公園などで遊びながら過ごしています。
月曜日は筋肉痛です。


田上主任のインタビューは以上です。
新規開拓での飛び込み営業のお話しが印象的でした。
「受注するまでには時間が掛かりましたが、定期的に訪問し、他業界での採用事例などを紹介し続けたところ受注することができました。」と話していましたが、どんな些細なことでも仕事において"続ける"ことの大切さを感じました。

取材させて頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m


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京葉分室 立野さん取材記

DATE2015.3.19 CATEGORY現場レポート

mitsuyuki.jpg 営業推進部の満行です。


先日、京葉分室 立野さんを取材させて頂きました。

CS立野さん1.jpg

血液型:          A型
星座:           おとめ座   
趣味:           映画鑑賞
好きな食べ物:     お肉全般
社歴:           3年目

Q: 立野さんは転職されての入社ですが、決め手は何だったのですか?

ホームページに仕事の内容だとか、社員さんの声だとか情報が豊富で、入社後のイメージがしやすかったことが大きな理由です。
前職はメーカーの営業でしたので、決まった製品のみを扱っていました。
蒲田工業では、扱い品目も多く、分からないことだらけで大変な面もありますが、自分にプラスになることが多いので、楽しみながら仕事をしています。


― プラスになることとは?
図面の見方とか、商品情報、材料の特性など、今まで全く知らなかった知識がどんどん覚えられます。というか、覚えていかないと仕事になりません(笑)
ゴムや、スポンジにも様々な種類があって、それぞれに特徴があることも入社して初めて知りました。
DIYで、実家の窓の隙間を塞いだり、扉に戸当たりを取り付けたりできるようになって、親からも感謝されています。


Q: 主な仕事の内容を教えてください。

千葉出張所には内勤スタッフがいないので、営業実務に加えて一部内勤業務も行っています。
伝票関連の業務は関東営業所にお願いしていますが、受発注管理や配送作業なども室長と二人で手分けして行っています。

Q: 営業としての仕事内容について教えて下さい。

主に担当しているのは製鉄関連のお客様と食品関連のお客様です。
セットメーカー様も担当しています。営業の中心となる製鉄関連のお客様は室長と工程ごとに分担しています。
食品会社様では業務用炊飯器の非粘着コーティングを定期的に手掛けています。釜を回収し、再コーティングして納めています。
炊飯釜といっても家庭用と業務用では大きさが全く違い、業務用は直径が1m近くあり重量もあるので、引き取り、納品もそれなりに重労働になります。
他にはやはり蒲田工業が強みを持つベルトや搬送ライン関係の仕事が多いです。
セットメーカー様にはエンジニアリング部で特殊加工を施したベルト類を採用して頂いていますが、要求される精度が厳しい製品です。品質管理にはかなり気を使います。


― ベルトの営業についてもう少し詳しく教えて下さい。
搬送ベルトはですね、ベルトが得意という提案をした中でお客様に分かって頂き、じゃ試しに相当品の見積をくださいということで、見積させて頂いたら、値段が安いと評価して頂いて切り替えて頂くことが多いですが、ただ値段勝負ということだけではなくて、切り替えによって抗菌、防縮、耳ホツレ防止といった、既存の使用品にはない性能が得られることも提案しています。
提案する上で心掛けているのは、必ず使用されている現場を確認することです。
現場エンドレスが必要な場合はもちろん、エンドレス品での納入の場合も雰囲気温度や湿度、洗浄の頻度などをできるだけ詳しく現場の方にお聞きして、最適な提案ができるようにしています。


CS立野さん2jpg.jpg


Q: 仕事で大変な点はありますか?

さっきもお話ししましたけれど、千葉出張所は室長と私の二人体制なので大変な点もあります。
工事の立会などでずっと外にいて、事務所に帰ると、FAXやメールが溜まっていることがあります。
クイックレスポンスがモットーなので、疲れていても自分に喝を入れて何とかその日のうちにはある程度目途を付けるようにしています。とはいえ、帰っていきなり書類の山を見ると頭を抱えたくなる時もあります。

Q: 今までの仕事の中に一番印象に残ったことは何ですか。

担当を持つようになっていきなり、お客様に納入製品の価格交渉、つまり値上げの交渉をしなければならなくなりました。
まだ経験も自信もない中で、何とか値上げを認めてもらわねばならず、大変な交渉だったことが印象に残っています。

― 順調でしたか。
全然順調ではなくて大変な交渉でした。幸い使用されている現場での製品評価は高く、実績もあるので現場の方からは他社製には替えたくないというお言葉を頂いていました。
しかし納入価格の交渉相手は百戦錬磨の本社購買の方です。メーカーさんにも同行して頂いて、原材料の高騰など値上げの根拠を丁寧に説明して、現場での評価もお伝えしました。
交渉は1回では妥結しませんでしたから、お客様から依頼された過去7年分の出荷実績や、それぞれのラインでの寿命、当社に切り替えて頂く前の他社製時代の交換頻度などを調べて書類を作成し、再度交渉。
納入実績に関してはデータが一部千葉出張所には残っていないものもあり、関東営業所や京浜営業所のデータも調べて作成しました。
指摘を受けて書類の追加や修正も何度か行い、当然メーカーさんとも協議してできる限り値上げ幅を小さくできるように交渉し、最終的に何とか決着することができました。

Q: 営業活動において、努力(工夫)している点がありましたら教えてください。

お客様に対し誠実さが伝わるようにしています。
今の自分にできる仕事における誠実さとは、頂いた案件にいかに早く、正確にお応えできるかだと考えているので、見積とか受注の管理を徹底的にしっかりやっています。

― 見積や受注管理に何か工夫されていいますか。
何月何日にどのお客様からどういう商品のお話をいただいたのか、それに対して、どこに見積を依頼していつ回答が来たのか、その結果をお客様にいつ提出したのか、また、失注になったのか、受注になったのかということを自分で台帳を作成して管理しています。
アナログな手法ですが・・・。古い台帳も残して履歴を調べることにも役に立てています。

CS立野さん3.jpg

― 他に営業活動で心掛けていることはありますか。
自分はまだ知識も経験も足りないので、案件に関して聞ける範囲でできる限り内容を聞き出す事を心掛けています。
設備課の方、資材課の方、総務課の方、制御の方、皆様プロフェッショナルなので、お客様の方が詳しいことも多く、まだまだ教わりながら仕事をしている面があります。
それでも納期や仕様、予算、メーカー指定などお聞きできる範囲でしっかり聞くようにしています。

足りない知識を補う意味でも、メーカーさんには積極的に同行をお願いしています。
お客様からも「最新の情報が得られる、機種選定のアドバイスがもらえる。」と喜んで頂ける上、自分も説明を横で聞くことで学べることがとても多く、勉強になります。

Q: 仕事のやりがいは何ですか。

日々の努力はしっかりと、様々な形で自分に帰ってくることが実感できています。
上司同行での挨拶周りの時に「立野さんが担当で、助かっていますよ」とお客様からお言葉を頂け、報われる思いがしました。
最近嬉しかったのは、お客様が「探し物や、設備で相談したいことがあったら、蒲田工業の立野君が素早く対応してくれるよ」というメールを部署内で送信して頂けたことです。
(自分宛てにもccで送信して頂けました。)改めて頑張ろうという気持ちになりました。お客様は自分たちの対応や姿勢を良くご覧になっていると、すごく感じます。

Q: これからの目標は何ですか。

営業なので、売上や利益はしっかり意識しなければならないと常に思っています。もうすぐ入社して2年ですが、扱い製品の幅が広く、商品知識がまだまだ少ないと感じているので、日々身に付けていきます。
お客様にブレーンと思って頂けるような存在になって、お客様に喜んで頂ける提案がもっとできるようになることが目標です。

Q: プライベートはどのように過ごしていますか。

彼女と一緒にいることが多いですね。(照)
比較的、外に遊びに行くことが多いです。イベント、花見、祭り、紅葉を見に行ったり、イルミネーションを見に行ったりしています。
地元の友達との付き合いも結構多くて、よく飲みにも行っています。


立野さんのインタビューは以上です。
アシスタントがいなくて、内勤と営業の両方をこなさなくてはいけない二人体制の大変さがありながら、室長とお二人で仲良く楽しみながら仕事をしていることが伝わってきました。

取材させて頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m


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日刊工業新聞に掲載!

DATE2015.3.11 CATEGORY現場レポート


3月6日付日刊工業新聞で当社のソリューションマップが紹介されました(*^○^*)

 課題解決策 HPで紹介 

本年1月より、自社のホームページに導入したソリューションマップ掲載の経緯とその反響についての記事です。


2015news01.jpg

ソリューションマップでは「生産設備」 「工事管理・保守メンテナンス」 「研究開発・検査ライン」 「ユーティリティー」 「コンベア・搬送システム」の5分野で、計64事例を掲載しています。

当ホームページではお客様が生産現場などで抱えている問題をより明確に分かりやすく、解決へと導いた実績をソリューション事例として180例以上掲載しています。

事例数も増え、閲覧性の向上を図るために、今回マップ形式を導入しました。


(画像をクリックするとソリューションマップを閲覧できます。)
ソリューションマップ2.jpg


 モノづくり現場における、お困り事解決のスペシャリスト集団 】を目指し、今後も様々な課題に取り組み、さらにご紹介できる事例を増やしてまいります。

ご相談お待ちしております。m(_ _)m
↓ ↓
お問合わせ


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富士事業所紹介 3

DATE2015.1.29 CATEGORY現場レポート

mitsuyuki.jpg 営業推進部 満行です。

前回に続き今回は、富士事業所の周辺についてご紹介します。


地図.jpg


会社からは、雪を頂いた富士山がとても美しく見ることができます (・▽・)
富士市は、滅多に雪も降らず温かくてとても過ごしやすい土地ですので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください♪

2015.01.16富士山.jpg

また、会社から南へまっすぐ進みますと徒歩10分のところに、大きな防波堤があります。防波堤の高さは17mもあるそうです。

階段.jpg

階段を上ると海が一望できます。営業スタッフさんの中にも昼休みなどにここにきている人がいるそうです。

堤防.jpg

皆さんも潮風にあたり気分をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。(^^*)

テトラポット.jpg

このたくさんのテトラポットによって高波や津波を防いでいるのですね。



ここ富士市は「紙のまち」です。

トイレットペーパーの生産量は全国一を占めています。

昔より減ったそうですが、今でも周囲を見渡すといたるところに煙突が立ち並んでいます。

煙突2.jpg  煙突.jpg

最後に、 グルメと言えば、富士山しらす街道!!

地元でとれた新鮮なしらすを召し上がることができます♪
定番の食べ方ですが、醤油を付けてご飯の上に乗せて食べると本当に美味しいですよね(^^*)

是非、田子の浦港のしらすも召し上がってみて下さい。生しらすは独特の食感ですよ!!

しらす街道.jpg  生しらす.jpg


これまで富士事業所を3週連続でご紹介してきました。
地元のお客様に密着して頑張っています。

これからも末永く宜しくお願い致しますm(_ _)m


宜しければ前回の記事もご覧ください(^^)♪

富士事業所紹介1  富士事業所紹介2




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富士事業所紹介 2

DATE2015.1.26 CATEGORY現場レポート

mitsuyuki.jpg 営業推進部 満行です。


前回に引き続き富士事業所についてご紹介します。

富士事業所は平成22年3月に建設された当社では 最も大きな事業所です。

富士事業所.jpg

富士事業所-1.jpg

富士事業所の中には工場もありエンジニアリング部が作業を行っています。

工場の中を渡辺課長に案内して頂きました(^^)

① クレーン
クレーン.jpg


Q:使用する際の注意点等ございましたら教えて下さい。

重量のあるものを運びますので作動中は、進行方向や周囲の安全を第一に確保し、周囲に注意を促します。また運転者は、作動中は決して操作装置を離してはいけません。昇降の際周囲に声掛けをして安全に操作します。

② フォークリフト
2015.01.16フォークリフト.jpg 2015.01.16滑らんマット.jpg


フォークリフトと言えば・・・蒲田工業のソリューション事例でも紹介されている、「すべらんマット」装着。

詳細はこちらをご覧ください。
↓ ↓
フォークリフト等の作業で『ヒヤリ・ハット!』の経験がありませんか?安全対策のお手伝い


③ 富士のベルト加工の様子&ベルト在庫




ベルト在庫.jpg

④ クリーンブース用部材ストック&フレーム加工機
フレーム部材.jpg フレーム加工機.jpg

⑤ アルミフレーム仮組の様子
仮組様子.jpg

エンジニアリング部の紹介をご覧ください。
↓ ↓
ベルトメンテナンス部門紹介




▼ おまけ
富士事業所では内勤スタッフが受付の観葉植物を大事に育てています。

2015.01.16植物.jpg

内勤スタッフ.jpg

次回は2月初旬に富士事業所の周辺についてご紹介の予定です♪


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富士事業所紹介 1

DATE2015.1.22 CATEGORY現場レポート

mitsuyuki.jpg 営業推進部 満行です。


本日は私が勤務している富士事業所についてご紹介します。

富士事業所には、富士営業所、エンジニアリング部、クリーン事業部、営業推進部の4つの部署があります。

まずは富士営業所の紹介です!
2015.01.16富士営業所.jpg

富士営業所は伊藤所長を中心に静岡県東部のお客様を中心に営業活動を行っております。

では、所長の伊藤さんにお話を伺います!

Q:富士営業所の特長はどのような点でしょうか?

製紙をはじめ、化学、食品、機械など様々なお客様に恵まれ、60年以上の歴史を刻んできた営業所です。現在は若手社員が多く、お客様も比較的近い距離に所在されているので、レスポンスの良さが特長の一つです。社内外のネットワークを活かして、工事物件を中心に難易度の高い物件にも対応できる点も特長といえます。

伊藤さん取材.jpg

伊藤所長でした!


続きまして、エンジニアリング部の紹介です!

前期まで製造部という呼称でしたが、更なる発展を求めエンジニアリング部と改称されました。

2015.01.16エンジニアリング部.jpg

それでは、エンジニアリング部渡邊課長にお話を伺います。

Q:エンジニアリング部の主な仕事内容について教えてください。

蒲田工業の製造部門として、搬送・駆動ベルトの二次加工及びエンドレス作業と自社製アルミフレームブースの設計施工を行っています。それに加えて営業スタッフの引合物件・受注物件のサポートをしています。具体的には、お客様で行われる現説に同行して設計・製図を行ったり、工事現場管理サポートを行ったりしています。

Q:今後のエンジニアリング部の目標を教えてください。

今はエンジニアリング業務に関してはサポート的な役割に留まっていますが、いずれは先頭に立って営業スタッフを、また会社全体を引っ張っていけるようになることが目標です。

ありがとうございました!

富士営業所、営業推進部でも活躍された渡邊課長だからこそ新たな蒲田工業の強みをエンジニアリング部から発信してくれると思います!


次に、クリーン事業部です!

クリーン事業部では環境コーディネーターとしてクリーンブースを中心にモノづくりの更なる高機能化、高品質化に必要なクリーン環境の最適化を提案しています。


クリーン事業部.jpg

百済課長にお話を聞きします!
※他県にお客様が多い百済課長。出張が多くお話を聞くために捕まえるのが大変でした・・・(笑)

Q:クリーン事業部の目標について教えて下さい。

クリーン環境専門の営業部門として提案力を更に向上させ、またメーカーとしても優位性のある商品開発を進め、売上高UPを達成します。市場も国内だけでなく海外への展開も拡げています。拡大に合わせた対応力をより向上させるためにもエンジニアリング部や協力企業との関係をさらに強化していきます。

ありがとうございました!

インタビューでもクリーン事業部、クリーンブースへの思いを熱く語って頂いていますのでそちらもチェックしてみてください!
↓ ↓
クリーン事業部 百済課長取材記


最後に我々営業推進部を紹介させて頂きます!

営業推進部は飴本部長を中心に5人で活動しています!

Webお問い合わせの対応を中心にWebアクセス分析も行っている中山課長。
HPの更新作業やHP用のイラストや動画の作成を行っている周さん。
展示会の企画・運営や各種販促ツールの作成を行っている金森さん。
そして私です。

2015.01.16推進部.jpg

それでは、飴本部長の登場です!

Q:メンバーも大幅に入れ替わりましたが、推進部の雰囲気はどうですか?

グッと若返り、パワーアップしました!今まで以上にスピード感を持ってお客様に有益な情報を提供してまいります。

Q:今後の推進部としての目標は?

Webへのアクセスをいかに売上に結びつけられるかが最大の課題です。そのためにも今後は一層各営業所との連携を深めていきます。


ありがとうございました!


次回は富士事業所の設備についてご紹介の予定です!

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京浜営業所 千葉さん取材記

DATE2015.1.14 CATEGORY現場レポート

 営業推進部の周です。


先日、京浜営業所の千葉さんを取材させて頂きました。

chiba_01.JPG

血液型:    A型
星座:     山羊座
趣味:     プロレス鑑賞、スポーツ観戦
好きな食べ物: お肉とラーメン
社歴:     9年

Q: 現在の仕事内容をお聞かせください

京浜営業所で、経理を担当しています。伝票入力・発行、出納管理、営業成績の集計・報告といった業務を日々行っています。営業スタッフのサポートとして見積作成や受発注などもあわせて行っています。
それとは別に、蒲田工業で導入している基幹業務システムの管理者として、全国の営業所から寄せられる問い合わせへの対応、システムメーカー、ソフトメーカーとの折衝なども担当しています。



Q: 基幹業務システムが更新されましたが、導入は大変でしたか?

今回のシステム移行は同じソフトでのバージョンアップでしたから、操作体系や基本構成に大きな変更はなかったので導入はスムーズにいけたと思います。
各営業所を回って導入作業、変更点のレクチャーなどを行いましたが、大変とは感じませんでした。むしろ普段は経理業務が中心で、スケジュールやタスクがきっちりと決まってということが多いので、今回の導入作業は新鮮でした。(笑)
出張で営業所を不在にすることが多くなりましたので、所属している京浜営業所にはいろいろとご不便をお掛けしてしまいましたが、所員の皆さんがフォローしてくれたので何とか乗り切ることができました。ありがとうございました!
基幹業務システム更新は会社全体に関わり、今後数年間運用していくものですので、導入作業のメンバーに選ばれたというのは光栄に感じましたし、やりがいを感じられる仕事でした。


- 移行作業は、やっぱり業者さんに一から教えてもらったのですか?
基本的にはバージョンアップなので、普段から毎日使っているものですし、一般的な使い方に関しては特別にレクチャーを受けなくても大丈夫でした。新、旧でなるべく変更箇所が少なくなるようにソフトメーカーさんにカスタマイズもお願いしましたので、想定以上にスムーズに移行できたと思います。
ただ今回は普段は使わない機能、マスター登録といった本社のみで使用する機能などについても理解しておく必要があり、このあたりは個別にじっくりシステムメーカーさんから教わりました。


― 本社で使っているソフトと営業所で使っているのは違うのですか?
勿論同じソフトを使用しているのですが、各営業所は伝票の入出力や在庫管理などの機能をメインに使用するのに対し、本社では各種集計や、担当者や商品、在庫品のコード設定、入力などを中心に使用します。運用する機能がかなり異なりますし、私は本社での業務経験がなかったので今回初めて使う機能もかなりありました。

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― 各営業所を千葉さんが回られたのは何のためにですか?
単にソフトをインストールして使い方を説明するだけというのであれば、システムメーカーさんにお願いするだけで済むのですが、うちの会社のやり方、各営業所での運用に即した使い方ということになると、ソフト、業務フロー両方を知っている人間がどうしても必要になるんですね。
それから今回は導入してから本運用まで2か月間習熟、移行期間を設けました。導入した状態ではソフトは完成形ではなくてカスタマイズの余地を残してあります。移行期間中に仮運用を各営業所で行ってもらい、改善点を洗い出して随時反映させた上で、本運用するという流れで設定しました。各営業所を回る中でも、変更点を説明しながら同時に改善が必要な箇所をヒアリングしました。全てを取り込むことできず、運用で解決を図る点もありましたが、使いやすくするための改善はかなりできたと思っています。
もう一つの狙いは、各営業所間で異なっている業務フローをできる限り共通化して、標準化をはかるということです。営業所によって顧客構成も異なりますし、それぞれに歴史もあるので完全な統一は難しいとしても、やはりある程度の共通化をしていかないといけないという話が以前からあり、今回のシステム更新に合わせできる限り行うようにしました。まだまだ時間もかかりますが、効率化のためにも今後も自分が中心になって進めていきます。


― 今回のシステム更新にあたって商品コードも作り直したということですが、その点について教えて下さい。
伝票入力時に商品コードを設定しているというのは営業分析のためなのですが、設定されているコード分類が古くて実態に合わなくなっていたというのが原点です。
蒲田工業の営業品目も過去に設定された時から随分変わっています。たとえば最近は工事案件の受注が非常に多いのですが、以前のコードですと一括して工事という分類で、それが配管工事なのか、塗装工事なのか、機械据付工事なのか後から分析できない。逆に今ではあまり販売量も多くない商品に対して細分化されたコードが振り分けられている。こうした状態を現状に合わせ、且つ精密な営業分析ができるようにということでコード表を作り直しました。
ただ以前のデータも引継ぎ、整合性も確保しながら新しい体系をつくらなければなりませんし、あまりに細分化しすぎると入力時の作業負担が増えてしまう、まとめてしまいすぎると精緻な分析が出来ない。と、なかなかバランスを取るのには苦労しました。
あと京浜営業所の販売品目は熟知していますが、他の営業所の営業品目などは知らないことも多いので何回か作り直すことになりました。


新たな商品郡コード表
chiba_04.JPG

Q:  各営業所に確認してもらった時に結構要望が多かったんですか?

自分が全部把握しているのではないという前提で、各営業所の皆さんに協力してもらいました。自分がたたき台をまず作って、配信して、仮運用してもらいながら、要望をヒアリングして補完する。改訂版を出してまたヒアリング。結果として4回ぐらい作り直しましたかね。
あわせて以前はコードブックが紙出力のみで運用されていましたが今回エクセルの機能を活かしてインデックスを作ったり、商品名やブランド名で検索できるようにしたりといった工夫を凝らしました。とはいえ、コードは今後も随時追加や変更が必要となると思いますし、将来はもっと検索しやすいようにwebベースで作成することも視野に入れています。


Q:  事務の仕事において心掛けていることは?

できているかどうかは別にして、他の人に対して思いやりの気持ちを常に持つということです。経理の仕事を一から教わった前任者に「どんなに忙しくても、えらそうにしてはいけない。経理業務それ自体はお金を生み出せない。営業スタッフが一生懸命稼いで来てはじめて自分の仕事が存在することを忘れるな」「その事を忘れずにひたむきに仕事をしていれば、黙っていても営業も認めて、頼りにしてもらえる」とずっと言われていました。
どうしても月末などで仕事が立て込んでくると「あー忙しい」と思う時もありますが、そんな時でもできる限り営業スタッフが気持ちよく、スムーズに仕事ができる環境にすることは忘れないように気を付けています。
あと、気を付けているのは惰性で仕事をしないということです。経理業務ではミスなくすることが大前提です。ちょっとしたミスが大きな問題に直結します。でもやはりミスを犯してしまったり、処理の仕方を間違えてしまったりすることはあるのです。今までミスが発生した状況を考えると、一番は集中力が切れた状態で惰性で仕事をしている、処理をしてしまっている場合がほとんどです。チェックするような業務フローがあっても、集中力が切れているとおざなりなチェックしかできず、意味がない。特にPCの画面で数字が並んでいると、一見すると全部正しそうに見えるものだから、何となく流してしまう。ミスが大抵こうした時に起きています。
かといって一日中、集中力を切らさないというのは無理なので(笑)、今は先に時間を決めて、「この時間までにこの仕事を終える!」設定するようにしています。それから、事務処理のスキルやスピードに関しては、今回他の営業所の方の仕事ぶりを間近でみて自分はまだまだだと痛感したので、もっとレベルを上げられるよう精進します。



Q:  経理の仕事と営業サポートの両立について聞かせてください

まずは営業サポートを優先します。やっぱり稼いでもらわないとはじまりませんから。経理の仕事が中断された場合は、さっきの集中力の話と重なりますけど、もう1回スイッチを入れ直して、設定し直してはじめるという意識ですね。


chiba_02.JPG

Q:  仕事のやりがいは何ですか?

今回のシステム移行に関してはスムーズといいつつも、細かいバグや修正はいくつか発生しました。システムメーカーさんと連絡を取り合ってその都度解決していきましたが、2つほどかなり悩む問題があって、それがなんとか解決できた時は嬉しかったですね。あと、各営業所からの問い合わせに対応していく中で、これは他の営業所でも発生しそうだと判断した問題は早めに他の営業所にも共有を図るようにしていたら、「ちょうど、どうしようか相談しようと思っていたところ」と反応が返ってきた時は手応えを感じました。お世辞かもしれませんが、「頼りにしているよ!」と今回いろいろな方から声を掛けてもらえたのは移行作業に携わることができて本当に良かったです。今回、自分自身の成長も感じることができましたし、会社にも役に立てたかなと思っています。


Q:  これからの目標は何ですか?

業務の標準化や効率化に関しては今回十分できなかったので、今後自分が中心に進めていきたいと考えています。各営業所を回ってみてそれぞれのやり方に長所も短所あることが分かりました。今までのやり方を変えるというのはいろいろ難しい面もありますが、今後はそれぞれの良さも活かしつつ、会社全体で効率良く仕事ができるような仕組みを作っていきたいと思っています。

Q:  プライベートはどのように過ごしていますか?

雪国岩手の出身なのでスキーが大好きです、毎年2月に行われる会社のスキー旅行が楽しみです。ビッグフットというストックなしで滑るファンスキーが特技です。
あと音楽が好きで、毎年欠かさずKREVAというアーティストのコンサートに行っています。

千葉さんのインタビューは以上です。

「運用する機能がかなり異なりますし、私は本社での業務経験がなかったので今回初めて使う機能もかなりありました」、「導入作業のメンバーに選ばれたというのは光栄に感じましたし、やりがいを感じられる仕事でした。」等、今後蒲田工業の経理業務改善への意気込みが感じられました。

また、「できる限り営業スタッフが気持ちよく、スムーズに仕事ができる環境にすることは忘れないように気を付けています。」、「営業サポートを優先します」などから千葉さんが営業マンを尊敬していることが非常に伝わってきました。

今後の経理業務では、共通化・標準化を目指しながら、かつ営業所ごとの良さも活かして行く仕組みづくりするとのことで、蒲田工業が強化している「水平展開」を経理業務においても行っていくとのことでした。

取材させて頂き、ありがとうございましたm(__)m。

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京浜営業所 小松さん取材記

DATE2015.1. 8 CATEGORY現場レポート

 営業推進部の周です。


先日、京浜営業所の小松さんを取材させて頂きました。


komatsu_1.JPG


血液型:    B型
星座:     天秤座
趣味:     音楽鑑賞
好きな食べ物: ラーメン
社歴:     20年

Q: 主な仕事内容をお聞かせください

圧力分布を測定するタクタイルセンサー(タクタイルセンサーについて詳しくはこちらhttps://www.kamata.co.jp/html/pressure/)の営業と、一般営業の両方を担当しています。一般営業としては京浜営業所が所在する川崎近辺が中心ですが、タクタイルセンサーに関しては、北は北海道から南は沖縄まで全国を担当しています。

- タクタイルセンサーについて教えて下さい
このセンサーは、圧力の変化をリアルタイムに測定し、確認、解析できるシステムです。瞬間的な絶対値を計測するのではなく、一定時間における荷重の変化や重心の移動を視覚的に見ることができる他にはないセンサーシステムです。フィルム状のセンサーを対象面に置いたり、貼りつけたり、挟み込んだりして測定することができます。測定したデータは画像解析機能を使って、等高線として見たり、荷重毎の色分けで見たりすることができます。コマ送りや早送りをすることも自由自在です。

- 具体的にどのような分野や用途で使われているのですか?
分野は様々ですが、最も納入実績が多いのは半導体、液晶関連です。シリコンウェハーや液晶のガラス基板を均一に研磨するために、研磨パッドを精密に調整する必要があります。このセンサーでパッドの当たり具合を調整、確認することで研磨精度を向上させることができます。また基板の貼り合わせ工程などでも使われます。
他には、ヨーグルトやプリンの容器には蓋が糊付けされていますが、この糊付けが全周に渡り均一な荷重でプレスされているかを確認する、羽毛布団の寝心地の解析といった用途にも採用されています。


Q: タクタイルセンサーの営業活動について教えて下さい

20年前に学校を卒業し配属されたのが、当時新規事業として立ち上がったばかりのST開発部というこのセンサーを専門に扱う部署でした。出身学校は経理の専門学校でしたから特にパソコンに詳しいわけでもなかったのですが、面接時にロータス(当時は多く使われていた表計算ソフトです)を授業で習いましたという話をしたから勘違いされたのか・・・。そんな訳で、入社してまず大変だったのは、パソコンの操作を覚えることでした。MS-DOSの時代だったので、コマンドを覚えて、いちいち入力しないとセットアップもできないし、今のようにガイドやヘルプが充実しているわけではないし、インターネットで調べるということもできませんでしたから(まだパソコン通信の時代でした)本当に苦労しました。その上でセンサーシステムをセットアップしていくのですが、これも機器同士の相性だとかいろいろと複雑で、調整も一筋縄ではいかず、トライ&エラーの繰り返しでした。
以来ずっとこのシステムに携わっていますがPCの進化を実感しています。セットアップもデータの解析も今では本当に簡単になりました。

ある程度、操作も覚えて上司と共に測定デモを中心とした営業活動を行いました。早い段階から操作説明を担当させてもらえたので、営業していく中で説明スキルを身に付けていったという感じです。ST開発部は少人数の部署でしたから、展示会の出展、リストを基にしたテレアポ、営業、依頼されたデータの解析とあらゆることをやりました。
システムも高額なものですから、説明して、デモもして、サンプルデータの解析までしてもなかなか成約することは難しくて立ち上げ当初は特に売上の面で苦しい思いを味わいました。
しばらくして、日本全体で半導体、液晶産業が大きく伸びて、タクタイルセンサーの認知度も上がり、治具としてデファクトスタンダードの位置を得ることができるようになると、右肩上がりで売上も増えていきました。デバイスメーカーさんだけでなく、装置メーカーさんだったり、検査機メーカーさんだったり裾野も広がりましたし、半導体、液晶以外への分野への採用もこの時期拡大しました。

- 営業していく上での苦労はありませんでしたか?
ターゲットとするお客様が大手メーカーの研究所であったり、大学の研究室だったりしたので、最初は正直ビビりました。ある意味そこで開き直って、「タクタイルセンサーについて丁寧に、測定原理から説明しよう。センサー自体に関しては自分の方がお客様より詳しいし、使い方や特性に関しても自分がプロなんだから、その点については自信を持とう」と考えました。
その上で、展示会に行ってどんな測定ニーズがあるのか探ったり、訪問前にできるだけ用途を聞き出して、最適なサイズ、感度に事前設定してデモを行う、デモでのヒアリングポイントをきちっと押える、こうした取組を続けました。勉強すべき内容も、量も多かったので苦労したと言えば苦労しましたが、その分手応えもありました。


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Q: 印象に残っている仕事を教えて下さい

いずれもタクタイルセンサーの話ですが、3つあります。
一つは国家プロジェクトの流氷研究に採用された件です。流氷の衝突に耐える岸壁の設計や砕氷船の形状設計のために、実際に流氷がどのように当たって砕けるのか、圧力がどのように掛かるのかといったデータを取る目的で採用されたんですが、自分も実験の立会に、真冬の北海道に同行することになりました。当然ですが恐ろしく寒くて、南極観測隊が着るようなダウンを着て、みんなでガタガタ震えながら海中にセンサーを設置してデータ取りを行いました。その時にまとめられた論文はアメリカの学会で発表されて、とても高い評価を得られたそうです。このテストの最中に私は岸壁と流氷の隙間の亀裂に足を踏み外して落っこちてしまって大変でした。下手したら凍傷になって壊死してしまうと言われてあわてて着替えました。今ではいい思い出です。
二つ目は、ベビーシューズの開発用に採用された件です。歩き始めたばかりの赤ちゃんの足にどんな形状が良いのか?素材は?靴底の硬さは?という開発用です。中敷きにセットできるよう、センサーシートをカスタマイズして納入しました。こちらもデータ取りに同行しまして、ベビー用品店で丸一日たくさんの赤ちゃんに歩いてもらいました(笑)
三つ目もベビー用品ですが、こちらは哺乳瓶の開発です。先端の吸い口の部分の形状、硬さ、素材、厚みなどを最適化するために導入して頂きました。吸い口の内側にセットできるようにセンサーシートはかなり特殊な形状にカスタマイズして製作しました。最適形状を見つけ出すためのセンサーなので、大きさや形状を一つに決めてしまう訳にはいかないですし、あまり吸い口との距離が離れてしまうと正しいデータが取れないという条件になりましたから、カスタマイズが大変で印象に残っています。


Q: 一般営業に移って、どういう苦労がありましたか?

ずっとタクタイルセンサー一筋だったので、正直最初はかなり戸惑いました。営業に行くときの服装からして違いますしね。蒲田工業の扱い品目そのものの商品知識も本当になくて、営業所の先輩、後輩、営業推進部、メーカーさんあらゆるところに聞きまくり、相談してなんとかやっています。まだまだ覚えることは山ほどあるので、毎日勉強です。
工事の現場立会の経験もそれまではほぼ0でしたから、現場に行っても自分が何をしなければいけないのか、何ができるのか分からない。怒られ、覚え、修正しを繰り返しました。


Q: 一般営業に移って失敗したことはありますか?

やはり工事の監督ですね。最初は知識も経験も足りていなかったので、ボーっと突っ立ってました。その場に存在してさえいればいいんだろうと思っていて、ボーっと見ていたのですが、当然怒られますよね。監督なんだから、単にいるだけでなく、進捗状況を踏まえて段取りを考え、安全に作業が行われているか作業員の方たちの動きに目を配り、必要とあれば注意をする。状況によっては一旦工事を止めて、お客様と協議しながら工程を組み直す。監督としてやらなければいけない仕事はたくさんあるんですよ。最近は経験もある程度積み、果たすべき役割がわかってきましたから、余計最初のころの拙さに気付き、反省しています。


Q: 仕事していて嬉しかったこと・仕事のやりがいは?

 タクタイルセンサーに関していうと、メーカーの方からも信頼してもらえている。営業もプレゼンも安心してお任せできると言ってもらえたことですね。
そうして認めてもらえたプレゼンやデモを行ってご注文頂けるというのは営業の面白さです。昔はパソコンの値段も高くて、今のように1台ぐらい使っていないパソコンが転がっているということはありませんでした。今以上にシステム総額の価格も高かった。だからこそ「自分の営業力で売れた!」という時は嬉しかったですね。ちなみに当時は研究職のお客様が、自分が自由に使えるパソコンが欲しいがためにタクタイルセンサーとセットで購入されるケースもありました。もちろんセンサーも使われるのですが、センサーのために必要なスペックをはるかに超える仕様のパソコンを選定希望されるケースもありました。
今はタクタイルセンサーのような自信を持って戦える武器を一日でも早く身に付けられるように精進しています。


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Q: これからの目標は?

営業として一億円プレーヤーに早く返り咲くことが当面の目標です。


Q: プライベートはどのように過ごされていますか?

家族と買い物に良く出かけます。当然運転手は自分です。あとは子供のテレビゲームの相手に良くさせられています。勝負となると結構真剣になってしまいます(笑)


小松さんのインタビューは以上です。

タクタイルセンサーを通して様々な経験をされた小松主任。国家プロジェクトからベビー用品まで幅広い分野での営業のお話は非常に面白かったです。タクタイルセンサーはホームページでも紹介しておりますので、是非ご覧ください。

取材させて頂き、ありがとうございましたm(__)m。

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京浜営業所 池田さん取材記

DATE2014.12.24 CATEGORY現場レポート

 営業推進部の周です。


先日、京浜営業所の池田さんを取材させて頂きました。


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血液型:    O型
星座:     うお座
趣味:     スポーツ観戦、音楽鑑賞
好きな食べ物: から揚げ
社歴:     15年


Q: 主な仕事内容をお聞かせください

製鉄関係のお客様を主に担当しています。担当する製鉄所の敷地は広大で丸一日構内にいることも多いです。生産設備に使用される機器や補修部品などの販売がメインです。一部エンドレス工事等も行っています。


Q: 今までの仕事の中に一番印象に残ったことは?

一番印象に残っているのは、相模原営業所にいた時代に施工したテーマパークの屋根塗装工事です。初めての大型塗装工事で面積も約1万㎡と大きく、エリアごとの分割施工となったので足掛け3年間かかりました。

- 工事は順調でしたか?
順調にいかないときもありました。屋外なので、やっぱり雨とか雪、霜が工事の妨げになりました。工事開始は朝一番からなので、毎回5時ぐらいに家を出ていました。で、現場に着いて、最終的に雲を確認して、今日は中止ということもありましたし(泣)せっかく塗り終わったところで夕立がきて、もう1回塗り直しとかもありましたね。
それと臭いについてのトラブルもありました。一番初めてやったときに、パーク内へ吸気口からシンナーの臭気が流れ込んでしまいました。お客様と相談して、やはり営業期間中の施工は止めようということになり、休館日だけの施工となりました。それで結局3年かかることになりました。

- この仕事をいただいたきっかけはなんですか?
別の会社で担当していたお客様がこちらのテーマパークに転職されて、そこでも声を掛けて頂いたのがお取引のきっかけです。いきなりこの屋根塗装の仕事を頂けた訳ではなく、パーク内のアトラクションの補修や、小面積の塗装工事などを行い一定の評価を受けた中で、ご相談頂くことができました。



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Q: 自分の中での成功体験とは?

やっぱりこの塗装になっちゃうかな。一番満足感が得られた仕事ですね。基本的には自分の役割は監督業務なので、手を出してはいけないのですが、若かったし、自分でもやって体で覚えておきたいという思いもあってこの工事ではかなり自分でも塗装作業を行いました。経験という意味でも大きな財産になりました。

工事が全て完了してお客様から「綺麗になったね」と言って頂けてうれしかったですね。それに電車からも自分が塗装した屋根がちょうど見えるんですよ。通るたびに「やっぱり綺麗に仕上がったな」と自己満足に浸ることができました。



Q: お客様と接しているときに心がけていることは?

丁寧に対応することを心掛けています。言葉遣いや挨拶、報告の仕方といった全ての面で気を付けています。担当しているお客様の多くが既存顧客で、上司や先輩が築かれた長年の信頼関係もありますので、絶対にこの信頼は壊してはいけないと常に意識しています。その上で更に自分が上積みできるようにと思っています。
もう一つは、極力お客様の手を煩わせないことを心掛けています。手書きで頂いた図面を簡易版ですがCAD図に起こしたり、口頭で伝えられた内容をスケッチに起こしたりしています。こうすることで打ち合わせもスムーズに進みますし、思わぬ見落としや勘違いを防ぐことができると考えています。絵にしてみて初めて気付くことは結構多いものです。

- 営業で大変なことはありますか?
私の場合、リピートでのご注文の割合が比較的高いのですが、以前と違いちょっとでも油断するとライバル他社に取られてしまうことが近年増えています。長年納入しているからというだけでは競争に勝てないので、やはり価格競争という点では神経を使っています。ただ下げているだけでは私たちも仕入先さんにとってもメリットはないので、協力しながらいろいろな手を考え、打っています。

- どのような手でしょうか?
もちろん価格引き下げの努力をすることは欠かせません。それだけでなく、価格以外の面での訴求、例えば対応の良さだったり、使用される直近の場所まで納品するとか、代替品を提案するとか、既存商品に関しては打てる手を全て打つようにしています。
ただそれでも、厳しい面はあるので、いかに新しい物件を取るか、次につながりそうな物件には勝負をかけるとか、そういう活動も必要です。新規物件に関しては何よりも情報収集力だと思います。ただお客様も、情報を提供し、新しい提案を積極的にする相手に対して優先的に情報を出されるので、同業他社での採用例などの情報を積極的にメーカーさんからも集めて出すようにしています。



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Q: 仕事のやりがいはなんですか?

やりがいですか?営業をしている人間として売上や利益というのはあるのですが・・・。
それと同じくらい、いやそれ以上のやりがいを感じたのは、やはりテーマパークの仕事です。アトラクションを補修しての帰りに丁度帰る親子連れの姿を見かけまして、その時のお子さんたちがみんな笑顔だったのですね。自分が直したアトラクションのボートに乗ったのかどうかは別にして、こうした笑顔を生み出すことに関われていると思うことができて嬉しかったです。他のお客様もそうですが、自分のやった仕事で笑顔や満足感を生み出すことができるのはやりがいになっています。



Q: 今後の目標はなんですか?

なかなか粗利率を上げていくのは難しい状況でして・・・(苦笑)もちろん赤字という訳にはいきませんが、自分としては売上の絶対額を上げていくことを意識しています。とにかく分母を増やす!常務からも2億円を達成しろ!と発破を掛けられていますし。まず目標としては売上トップに返り咲くことです。



Q: プライベートについてお聞かせください

夫婦二人とも出かけることが好きなので良く買い物とかコンサートに行きます。去年は結構野球も観に行きましたね。


池田さんのインタビューは以上です。

お客様と接するときに心がけているとおっしゃっていました、「丁寧に対応すること」や「手を煩わせないこと」が、今回のインタビューでも感じられました。質問に対し1つ1つ丁寧に答えて頂きありがとうございました。お客様へだけでなく、「人:人」に心がけを自然に行っている所は勉強になりました。
また、新規物件を手にするための情報収集の大切さ、価格競争に勝つための様々な手法や仕入先様との連携。非常に勉強になりました。こういった努力があってこそ、お客様ややりがいでお話し頂いたお客様の先にいるユーザー様の笑顔を生み出す秘訣なんだなと思いました。(^^♪

取材させて頂き、ありがとうございましたm(__)m。

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相模原営業所 蒲田さん取材記

DATE2014.12.15 CATEGORY現場レポート

 営業推進部の周です。


先日、相模営業所の蒲田さんを取材させて頂きました。


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血液型:    A型
星座:     かに座
趣味:     スポーツ全般
好きな食べ物: パスタ
社歴:     1年目

Q: 主な仕事内容をお聞かせください

今まで先輩が担当されていたお客様を引継いで、営業活動をしています。印刷関連、機械関係のお客様を中心に神奈川西部エリアを担当しています。この夏に先輩に同行してもらいながら挨拶周りをして引継を行い、秋からはほぼ一人で回っています。まだまだ、知識も経験も足りない部分はありますが、お客様から情報を引出し、営業所に持ち帰れば相談できる前任者もいるので心強いです。
物品の営業、販売をしながら信頼関係を深め、工事案件の依頼も頂けるように日々回っています。


Q: 新入社員として、会社の雰囲気、相模原営業所の雰囲気はどうですか?

皆さん明るくて、仕事に対して前向きで自分も良い影響を受けています。仕事をするなら、嫌々やるのではなくて、せっかくやるなら楽しんでやろうという姿勢が共通しています。
それと、情報共有が普段からできている営業所だと思います。営業会議は月一で行っていますが、特に営業会議の場でなくても情報共有は日常的にしています。営業から戻ってきて「所長、今日はこんなことありました」「こんな引き合い頂きました」とサッと報告しますし、わからないことがあって誰かに相談していると、情報を持っている別の先輩がアドバイスをしてくれたりするので、新人の自分にとってはありがたい環境です。
話し好きの所員が揃っているのもあるでしょうし、所長の人柄による部分も大きいと思いますが、固い話題から柔らかい話題まで、会話の絶えない営業所です。


Q: お客様と接しているときに心がけていることは?

担当しているお客様を好きになろう、お客様に興味をもっと持とうということを意識しています。
最初は緊張していたこともあって、自分でお客様との間に無意識に距離を取ってしまいがちでした。訪問するのもどこか億劫に感じる自分がいてという悪循環に嵌りそうでした。引継ぎ当初は、自分もお客様のことを良く知らないし、お客様も自分のことを良く知らない状態ですからね。強いて意識したわけではないですが、お客様のことをもっと知りたいと思って、それから自分のことも知ってもらいたいと思ってプライベートなこととか話すようになったら、自然と距離が縮まったのを感じました。そうすると、お客様のところに行くのが楽しくなってきました。最初は本当に仕事の話だけ2,3分して帰るだけしかできませんでしたが、今はいろいろな話ができるお客様が増えてきました。

- 営業活動において意識していることは?
一発逆転のホームランを狙うというのではなくて、まずはヒットを積み重ねるようにしていくようにと意識しています。毎回相手の期待を少しでも上回ったものを提供していくというか、相手が求めている以上のサービスを提供する。一発大きな仕事でドカーンというのではなくて、継続して、積み上げてという感じです。
先輩に同行していく中で、そのことを強く感じました。皆さん間違いなく一つ一つのことを確実に、お客様が求められている以上のことをされていて、それもスピード感を持ってされていたので、自分もそうなりたいと意識しています。


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Q: 仕事で一番身につけようとしようとしているスキルとか、つけなきゃいけないなって感じていることってどんなことでしょう?

お客様とのコミュニケーション能力ですかね。商品知識などももちろん必要だと思いますが、それよりもっとお客様との距離を縮められるような、生きた情報を引き出せるような力ですね。雑談力とか観察力とかそういうものが自分には足りないと思っているので、そこをまず身に付けたいなと思っています。引継ぎの際に、先輩からお客様の情報、例えば趣味が何でとか、何が好きかとか、どんな対応を好まれるのかなど教えてもらいましたが、今後は自分の中でそうしたお客様の情報を増やしていくようにしなければと思っています。引継ぎにおいて工場の設備情報なども大事ですが、担当されるお客様の情報も大事、むしろこちらの方がより大事じゃないかと思いました。


Q: 仕事のやりがいはなんですか?

やっぱり自分の成長を感じられることですかね。毎月の営業会議に出て報告している中で、自分の仕事の幅が広がってきているのを感じられています。
工事の立会、監督をしていても、最初はただ現場に突っ立っているだけしかできなかったのが、最近は気になる箇所を指摘出来たり、業者さんから相談されるようになったり、お客様と現場で交渉出来るようになったりと成長を実感できることが素直に嬉しいです。大型の工事の立会で先輩不在の時もありましたが、何とか乗り切れたことで多少自信も付きました。

- 他に成長できたなと感じたことは??
この前、メーカーさんと営業同行してお客様のところで説明されているのを横で聞きながら、説明のポイントを自分なりに吸収しました。移動中に車の中で製品知識だとか、選定条件だとかもいろいろ教えてもらいました。それで、早速他のお客様に提案したのですが、自分としては武器が一つ増えたと感じられましたし、得た知識を水平展開できたと感じられたので、ちょっと成長できたかなと思っています。


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Q: 今後の目標は?

まずは営業として一億円プレーヤーにというのは一つの目標です。ただ今は利益率にこだわるよりも、いろいろ経験を重ねることの方が大事かなと思っているので、競札物件もどんどん積極的に取りに行くようにしています。あとは先輩社員を見ていると、しっかりと利益を確保しながらお客様にも感謝されている、満足されている仕事をされているので、どうしたら自分もそうなれるか日々考えています。


Q: リフレッシュする方法ありますか?

ニュースを見るとリラックスできます。世界ではもっと大きな問題が起こっているのを見ると自分がいかに小さいことに悩んでいるのかと思えるので、くよくよしてもしょうがないという気になります。
あとは小学校からずっとやっているサッカーと最近はまっているゴルフですね。サッカーは月1で試合しています。ゴルフは週1で必ず練習するようにしています。


蒲田さんのインタビューは以上です。

「仕事をするなら、嫌々やるのではなくて、せっかくやるなら楽しんでやろうという姿勢」
「担当しているお客様を好きになろう、お客様に興味をもっと持とうということを意識しています。」
「一発逆転のホームランを狙うというのではなくて、まずはヒットを積み重ねるようにしていくようにと意識しています。」
・・・
蒲田さんの仕事に対する姿勢やお客様に接する時の心がけ等、非常に感銘を受けました。
また、インタービューから相模原営業所の連携の良さも非常に伝わってきました。


取材させて頂き、ありがとうございましたm(__)m。


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