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京浜営業所 池田さん取材記

DATE2014.12.24 CATEGORY現場レポート

 営業推進部の周です。


先日、京浜営業所の池田さんを取材させて頂きました。


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血液型:    O型
星座:     うお座
趣味:     スポーツ観戦、音楽鑑賞
好きな食べ物: から揚げ
社歴:     15年


Q: 主な仕事内容をお聞かせください

製鉄関係のお客様を主に担当しています。担当する製鉄所の敷地は広大で丸一日構内にいることも多いです。生産設備に使用される機器や補修部品などの販売がメインです。一部エンドレス工事等も行っています。


Q: 今までの仕事の中に一番印象に残ったことは?

一番印象に残っているのは、相模原営業所にいた時代に施工したテーマパークの屋根塗装工事です。初めての大型塗装工事で面積も約1万㎡と大きく、エリアごとの分割施工となったので足掛け3年間かかりました。

- 工事は順調でしたか?
順調にいかないときもありました。屋外なので、やっぱり雨とか雪、霜が工事の妨げになりました。工事開始は朝一番からなので、毎回5時ぐらいに家を出ていました。で、現場に着いて、最終的に雲を確認して、今日は中止ということもありましたし(泣)せっかく塗り終わったところで夕立がきて、もう1回塗り直しとかもありましたね。
それと臭いについてのトラブルもありました。一番初めてやったときに、パーク内へ吸気口からシンナーの臭気が流れ込んでしまいました。お客様と相談して、やはり営業期間中の施工は止めようということになり、休館日だけの施工となりました。それで結局3年かかることになりました。

- この仕事をいただいたきっかけはなんですか?
別の会社で担当していたお客様がこちらのテーマパークに転職されて、そこでも声を掛けて頂いたのがお取引のきっかけです。いきなりこの屋根塗装の仕事を頂けた訳ではなく、パーク内のアトラクションの補修や、小面積の塗装工事などを行い一定の評価を受けた中で、ご相談頂くことができました。



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Q: 自分の中での成功体験とは?

やっぱりこの塗装になっちゃうかな。一番満足感が得られた仕事ですね。基本的には自分の役割は監督業務なので、手を出してはいけないのですが、若かったし、自分でもやって体で覚えておきたいという思いもあってこの工事ではかなり自分でも塗装作業を行いました。経験という意味でも大きな財産になりました。

工事が全て完了してお客様から「綺麗になったね」と言って頂けてうれしかったですね。それに電車からも自分が塗装した屋根がちょうど見えるんですよ。通るたびに「やっぱり綺麗に仕上がったな」と自己満足に浸ることができました。



Q: お客様と接しているときに心がけていることは?

丁寧に対応することを心掛けています。言葉遣いや挨拶、報告の仕方といった全ての面で気を付けています。担当しているお客様の多くが既存顧客で、上司や先輩が築かれた長年の信頼関係もありますので、絶対にこの信頼は壊してはいけないと常に意識しています。その上で更に自分が上積みできるようにと思っています。
もう一つは、極力お客様の手を煩わせないことを心掛けています。手書きで頂いた図面を簡易版ですがCAD図に起こしたり、口頭で伝えられた内容をスケッチに起こしたりしています。こうすることで打ち合わせもスムーズに進みますし、思わぬ見落としや勘違いを防ぐことができると考えています。絵にしてみて初めて気付くことは結構多いものです。

- 営業で大変なことはありますか?
私の場合、リピートでのご注文の割合が比較的高いのですが、以前と違いちょっとでも油断するとライバル他社に取られてしまうことが近年増えています。長年納入しているからというだけでは競争に勝てないので、やはり価格競争という点では神経を使っています。ただ下げているだけでは私たちも仕入先さんにとってもメリットはないので、協力しながらいろいろな手を考え、打っています。

- どのような手でしょうか?
もちろん価格引き下げの努力をすることは欠かせません。それだけでなく、価格以外の面での訴求、例えば対応の良さだったり、使用される直近の場所まで納品するとか、代替品を提案するとか、既存商品に関しては打てる手を全て打つようにしています。
ただそれでも、厳しい面はあるので、いかに新しい物件を取るか、次につながりそうな物件には勝負をかけるとか、そういう活動も必要です。新規物件に関しては何よりも情報収集力だと思います。ただお客様も、情報を提供し、新しい提案を積極的にする相手に対して優先的に情報を出されるので、同業他社での採用例などの情報を積極的にメーカーさんからも集めて出すようにしています。



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Q: 仕事のやりがいはなんですか?

やりがいですか?営業をしている人間として売上や利益というのはあるのですが・・・。
それと同じくらい、いやそれ以上のやりがいを感じたのは、やはりテーマパークの仕事です。アトラクションを補修しての帰りに丁度帰る親子連れの姿を見かけまして、その時のお子さんたちがみんな笑顔だったのですね。自分が直したアトラクションのボートに乗ったのかどうかは別にして、こうした笑顔を生み出すことに関われていると思うことができて嬉しかったです。他のお客様もそうですが、自分のやった仕事で笑顔や満足感を生み出すことができるのはやりがいになっています。



Q: 今後の目標はなんですか?

なかなか粗利率を上げていくのは難しい状況でして・・・(苦笑)もちろん赤字という訳にはいきませんが、自分としては売上の絶対額を上げていくことを意識しています。とにかく分母を増やす!常務からも2億円を達成しろ!と発破を掛けられていますし。まず目標としては売上トップに返り咲くことです。



Q: プライベートについてお聞かせください

夫婦二人とも出かけることが好きなので良く買い物とかコンサートに行きます。去年は結構野球も観に行きましたね。


池田さんのインタビューは以上です。

お客様と接するときに心がけているとおっしゃっていました、「丁寧に対応すること」や「手を煩わせないこと」が、今回のインタビューでも感じられました。質問に対し1つ1つ丁寧に答えて頂きありがとうございました。お客様へだけでなく、「人:人」に心がけを自然に行っている所は勉強になりました。
また、新規物件を手にするための情報収集の大切さ、価格競争に勝つための様々な手法や仕入先様との連携。非常に勉強になりました。こういった努力があってこそ、お客様ややりがいでお話し頂いたお客様の先にいるユーザー様の笑顔を生み出す秘訣なんだなと思いました。(^^♪

取材させて頂き、ありがとうございましたm(__)m。

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