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安全柵の取付け、溶接作業の工事レポ

DATE2011.1.31 CATEGORY現場レポート

営業推進部 金です。
富士営業所の営業マンに年末工事に連れて行っていただきました。

今回の工事は「安全柵の作成と溶接作業」がメインとなっています。



安全柵はすでに設置されていたので、後処理について色々教えていただきました。

 

こちらは電気を使用した電解式溶接焼けとりです。溶接した部分が熱により変色していたので、
その黒ずみを綺麗にする作業です。

手すりパイプ表面のバフ研磨
 
 
こちらは高さが6mほどある、大きいタンクです。
ステンレス製の安全柵、繋がり目にはどうしても溶接の跡が残ります。
しかし、バフ研磨を施すと右側の写真のようにピカピカになりました。
タンクの上は滑りやすく危ないという事で、すぐ降ろされました。
最後まで見たかったな~(=_=)

タンクのヒビ割れ補修
 

写真のようにタンクにひび割れが発生し、臨時対応として補修剤を貼りつけてありました。
見ためも機能的にも望ましくないので、補修作業を行いました。

溶 接
 

補修剤を綺麗に取って、溶接していきます。
ヒビ割れの広いところもあって、ちゃんと溶接できるかなと心配しましたが、
余計な心配でした(*^_^*)プロの腕で綺麗に仕上がりました!

 

溶接後、ワイヤーブラシで懸命に磨くと、こんなに綺麗になりました。
溶接後のデコボコは少し残っていますが、タンクの元の色に近づけることができました。


空気が澄んで、とても気持ちのいい天気だったので、一枚納めておきました。
今日も一日お疲れ様でした。

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アステックペイントの紹介

DATE2011.1.17 CATEGORY現場レポート

営業推進部の金です。

先日、商品紹介の勉強会を開催致しました。
世界に誇る機能性を持ち、豪州では6割のシェアを占めている「アステックペイント」
紹介致します。

遮熱機能・防水・防カビ・コスト削減など特徴があります。
外壁・屋根の塗装や漏水や雨漏り、カビ・細菌でお悩みの所など、全部対応できます。
どんな素材・形状でも塗装可能です。

波形スレートの屋根


老朽化が進んでいる屋根に穴あき・ボルトの錆・ずれ・反り・ヒビ割れなど起きていませんか?
アステックペイントで解決できます。



既存の屋根はそのままで、強固材で下地を蘇らせ、高耐久の防水・遮熱コーティングを行います。耐久年数はおよそ約15年、産廃も出さず、遮熱効果はなんと、表面温度は20℃・室内温度は3℃~5℃低下できる特徴を持っています。

次回の工事には、重ね塗りもできるため、トップコートの価格のみでOKです。
コスト削減・省エネ効果もあります。


ボトル部の塗装

サビが入ったボルト周辺もこんなに完璧に修復できます。

伸縮性660%


頂いたサンプルで試しで引っ張ってみました。
塗装用なのにここまで伸びるとは驚きです。

伸縮性のテスト


アステックペイントを塗った後、スレート板を割ってみました。


こんなに割れても塗装がしっかりついているので、水漏れなどの心配はありません。
興味のある方は、是非営業推進部までお問い合わせください。
宜しくお願い致します。

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工場火災の予防について

DATE2010.12.24 CATEGORY現場レポート

火災は時には尊い人命を奪い、多くの資産を灰燼に帰してしまう恐ろしい災害です。工場操業においても甚大な被害をもたらします。
一方で適切な対策をとることで、発生リスクを抑え込むことのできる災害でもあります。

蒲田工業では多くの工事実績を積む中で、火災につながる危険な条件や、そういった危険に対する対策について多くの知見を蓄積してきました。貴社での対策の一助になれば幸いです。


1,溶接作業、裸火による火災


ソリューション事例【蒸気管理で効率化を図り、コストダウンと環境保全に貢献!】のように、現場でどうしても溶接作業を行わなければならないケースがあります。
裸火そのものも危険ですが、それ以上に怖いのは溶接火花による火災です。
入り組んだラインでの作業においては、隙間に埃や紙粉などが堆積していることがあります。そういった可燃物に溶接火花(スパッタ)が飛び、発火することがあります。


特に注意が必要なのは、スパッタが付着しても必ずしもすぐに発火するわけではないことです。
紙の発火点は300℃前後ですが、大気の状態や、水分量によって条件は大きく異なります。又油分を含んでいる場合は特に注意が必要です。


私たちが作業に入る際は・・・
①機器・防護具の点検
②作業現場周辺の清掃
火種となる可能性のある塵、埃を徹底的に除去してから作業に入ります。
時には下のフロアの清掃作業を行うこともあります。グレーチングなどでフロアが作られている場合などスパッタが思わぬ飛散をすることもあるからです。
③水撒き
徹底的に周囲に水を撒きます。もちろん水に弱い機器類等もありますのでお客様のご了解、お立合いを得ての作業となります。
④溶接作業
防御面や耐火エプロン等の保護具をしっかりと身に着け、必ず複数の人間が周囲にスパッタシートを立て、養生しながら作業を行います。
溶接作業中も適宜周囲への水撒きを行います。もちろん消火器、防火バケツを手元に配置していつでも消火できる体制をとっておくことはいうまでもありません。
⑤完了後最低1時間は周囲の見張りを行なう
溶接作業そのものが終わってもまだ気は抜けません。すぐに発火せずくすぶっている可能性があります。見張りも1か所で見るのではなく、作業エリア周辺、上下フロアも含めて行います。

あるケースでは、作業後30分ほど周囲の観察を行い、安全確認したつもりで現場を離れた際、その休憩中にボヤが発生しました。すぐに火は消し止められ大きな被害は無かったようですが、
作業後には安全確認を十二分に行なわなければなりません。


2,配電盤からの漏電火災


これは事前に防ぐことのできたケースです。
お客様からのご依頼を受け、リフターの点検を行ったところ、配電盤にネズミのいた形跡が見つけられました。

糞とともに盤の回路図(メンテナンス上、盤内に保管されていた)をかじり寝床にした形跡が見られました。さらにケーブルを何か所かかじり、絶縁被覆を破って配線がむき出しになっている部分もありました。

紙片という着火物が漏電火花を発生される配線のすぐ横にあるという非常に危険な状況でした。

清掃し、ケーブル被覆をやり直し、侵入経路と思われる隙間を塞ぐ作業を行いました。

実は同じ工業団地内で漏電が原因と思われる火災が過去に発生しておりました。この火災もネズミが引き起こしたものかもしれません。

機器類の定期点検を行うことで思わぬ危険の発見、対策につながりました。

その他にも絶縁している樹脂の老化、溶接・かしめの劣化が原因となる漏電もあります。日常点検、定期点検の必要性を再認識した事例です。


3,静電気による火災


空気が乾燥しているこの時期に特に注意しなければならないのが静電気です。
市民生活においてはセルフ式ガソリンスタンドで毎年静電気(火花放電)によるものとされる火災が複数件発生しております。

工場においても有機溶剤を使用する塗装工程や、化学工場、粉体を扱う工場における粉塵爆発など静電気に起因すると思われる火災事例は多く発生しています。適切なアースを取る、適切な服装を身にまとうなどの対策も講じなければなりませんが、静電気の発生そのものをまず抑える対策をしなければなりません。


★蒲田工業では次のようなソリューションで静電気対策に効果を上げてきました。



工場火災の予防についてご質問等ございましたら下記よりご連絡ください。


緊急用シャワーブース

DATE2010.12.10 CATEGORY現場レポート

営業推進部の金です。

試作品の緊急用シャワーブースが富士工場に着きました。
最近、安全面に対する意識が高くなって、緊急用シャワーブースも問合せ急増中です。
蒲田工業の緊急用シャワーブースの検索ランキングはNO1です(*^^)v

木箱詰めで出荷


蒲田工業の緊急用シャワーブースは、写真のように木箱詰めの状態でお客様の所にお届けします。
ユニット製品であるため、複雑な設置工事を省けることができます。

木箱ばらし
 
 
一本一本の木を丁寧に付けているので、使っている釘もたくさんありました。

私もお手伝いしました(*^^)vと言うより、電動ドライバーの使い方や、板の外し順番など
色々教えていただきました。

 
 
さすがに二人で立たせることはできないので、応援を呼びました(~_~;)
 
もう少し軽いといいなとも思いますが、様々な化学薬品を洗い流す緊急用なので、
機能や品質重視するのが一番大切なことですね。

 
   
扉は押すだけで簡単に開くので、緊急用にはぴったりです。
安全色の黄色を枠に付けて見つけやすいように工夫しています。
 
外側の彩色は設置場所によって、もっと目立つように他の色への変更も対応できます。
何といっても緊急用なので、目立つ方がいいですね。

 
   
緊急用シャワーブースに入って、レバーを引っ張れば大量の水が上から出ます。

①十分な水量を確保できるように、穴も大きめにしてあります。
②視認できない場合を想定し、レバーを大きめにしました。
③機能性だけでなく、高級感を出すように壁紙もダイヤモンド柄を使用しました。


見学者  
 
 
試作品があると聞き、見学にいらしたお客さまもいらっしゃいます。
実績はあるし、取扱マニュアルもほぼ完成です(*^^)v
アップルのiPhoneやiPadのように、予約待ち状態になれる魅力のある製品に仕上げていきましょう(^O^)

お問い合わせ、お待ちしております。

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タクタイルセンサー(圧力分布測定システム)の紹介

DATE2010.11.30 CATEGORY現場レポート

営業推進部の金です。

最近、WEB問合せ殺到のタクタイルセンサーを紹介致します。

タクタイルセンサーとは、フィルム状のセンサーシートに加わる力の分布と大きさを読み取り、
PCの画面上において様々な方法で表示、分析することが可能なシステムです。

必要とする機器

①ソフトが入っているパソコン


②センサーコネクター                ③センサーシート
 

上記三つが揃えば測定できます。

センサーシートの紹介
 
上の形をしているセンサーシートは、主に液晶ガラスの貼り合せ工程やフィルム貼り合せ工程・
ラビング工程などに使用されています。

ローラー間圧力分布用     


こちらは各種印刷機・ATM機械・カードリーダー等の測定に使用されています。
他にも用途別に様々な形状のセンサーシートがございます。

 
そして、センサーシートの一番の特徴はその厚みが何と0.1mmしかないので、
リアルに実際かかる圧力を測定することができます。


測定前の準備


準備もとても簡単です。
まずセンサーコネクターのUSBをパソコンに挿入、そしてセンサーシートを挿入するだけで設置完了です。
これらをそろえれば、専門の技術者がいなくても、誰でも簡単に測定できるのがポイントです。

圧力測定テストの様子
 

今回はこちらの円形の表面をセンサーシートに置いて力一杯押して、測定し見ました。
右側の写真のように圧力がかかっている部分は赤や黄色くなり、周りのかかってない部分は青色になっていますね。このように、色で圧力の強弱の判断ができます。

 

こちらは違う形の金属をテストしてみました。
左は3D効果で確認している様子。右は平面状態の様子です。
それ以外にも、時間刻みでその時の様子の確認も可能です。


動画撮影
 

今回は試しにYou Tubeに動画も載せました。
もっとリアルな測定効果が見られます。

動画1:<タクタイルセンサー準備の様子>
動画2:<タクタイルセンサー測定の様子>

今後もKAMATA1921の名前でYuo Tubeに動画をアップ致しますので、是非検索してみてください。 
今後も問合せ人気の商品や新商品の情報をアップしますので、ぜひご覧ください。
宜しくお願い致します。

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製造ライン改造工事

DATE2010.11.19 CATEGORY現場レポート

営業推進部の金です。

防塵カバー改造工事に続き、お客様の現場でのライン変更工事をレポ致します。

事前準備


業者さんも開始時間より早く到着して、着々と準備を進めていました。
ライン変更目的は、包装機の新規導入に伴い、単品種のみ製造したラインを
多品種対応にして、フル稼働可能なラインにしていくことです。

製造ラインイメージ図



作業内容
①製造ラインと倉庫の間の壁を撤去
②折機3台の移動 + 2台追加搬入
③折機追加の為、コンベヤを1台新規導入
④旧包装機搬出


包装機の場所決め
 
    
製造室と倉庫の壁を撤去すると、こんなに広々になりました。
右側の写真のように、まず包装機を奥側に設置しました。

折機を反対側に移動
 

元々使用された折機3台は向きを変えて、反対側に配置します。
こんな大きい機械をどのように動かすんだと思っていたら、リフトや台車を使用して
手際よく動かしました。こういうのが見られるので、現場は面白いですね(*^_^*)

コンベヤ移動・微調整
 

コンベヤは軽いから、配置が一番簡単だと思いました。
しかし、高さの調整などミリ単位で計算しながら微調整を行いました。
足場に付いているネジを少しずつ回し、確認、更に調整なの繰返しでした。
結構シビアな作業ですね。(―_―)!!

残り二台の折機待ち
 
手前に空いているスペースに残り二台を配置すれば完了です。

旧包装機の搬出
 

使用しなくなった機械を搬出するまでが蒲田工業の仕事です。
クレーン付きのトラックでゆっくりと降ろしました。
工事中はずっと雨でしたが、最終日に降らなくて良かったです。
今回の工事も皆様ケガすることなく、無事終了致しました。

本当にお疲れ様でした。
これからもどんどん現場に出て、面白い記事を書いていきたいと思います。

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防塵カバー改造工事

DATE2010.11.12 CATEGORY現場レポート

営業推進部の金です。

先日、富士営業所のお客様の現場工事に連れて行って頂きました。
今回は同じ日に二つの工事がありましたが、
まずこちらの防塵カバー改造工事をレポしたいと思います。

こちらが工事現場です。


2年前にお客様から製造ライン変更の依頼を頂き、施工しました。

ソリューション事例は
<生産ラインのレイアウト変更を計画~施工まで一貫して行います >をご覧ください。


その際に、天井からの落下粉塵対策としてカバーを設置しました。
今回はその改造工事です。

改造の理由

改造の理由は設備メンテナンス時、機械上部にのって作業を行う事が多いのですが、
サイドのカバーと機械フレームとの隙間が狭くて、入りづらいそうです。
その為、片側のみ人が出入りし易いようにスペースを広げてほしいとの要望を受けての工事です。

改造前                       改造後

 
前の狭苦しい空間に比べると、だいぶすっきりしたことが確認できます。
これで、今後のメンテナンス作業も少しは楽になるといいですね(*^_^*)

蒲田工業のフレームは、設置後も部分的な変更や改造も自由にできるし、
クリーン化した場合は、フィルター交換などを定期的にメンテナンスを行っています
ので
大評判です。

現場を掃除


冒頭でも言ったように今回は同じ現場で、二つの工事を行いました。
それを知って、自分たちの工事が終わった後は、隣で行なっているは現場に挨拶に
来たと思いっきや、ほうきや塵取りを持って掃除のお手伝いを始めました。

人への思いやりやチームワークなど、こういう所でも見えるんですね(*^_^*)
先輩たちを見習って、私も蒲田工業の一人として頑張っていこうと思いました。

工事、本当にお疲れ様でした。
近々もう一つの工事のレポもさせていただきます(*^_^*)

クリーンルームの特徴と清浄度クラスの解説はこちら
クリーンブースの特徴とメリットの解説はこちら
KAMATAクリーンルームのご紹介
KAMATAクリーンブースのご紹介

東洋ゴム工業様ー若手社員研修会

DATE2010.11. 9 CATEGORY現場レポート

営業推進部の金です。

10月26日(火)~27日(水)、弊社の仕入先である東洋ゴム工業株式会社様の西明石工場にて行なう
若手研修勉強会に参加してまいりました。

❖新幹線で
 

入社以来いつもは先輩や営業マンとの同行が多かったんですが、今回初めて一人で移動したので、
ちょっと冒険する気分でした。
 
好天気に恵まれ、車窓から眺めた風景がとても気持ちよくて、シャッターを押してみました。
このまま旅に出ちゃおうかな・・・(^◇^)

❖研修資料
 

東洋ゴム様の若手社員研修は毎年行われるそうです。
今回も様々な企業から30人近くの若手社員が参加されました。

研修内容としては ①ゴムの基礎知識 
        ②ウレタンの基礎知識 
        ③営業活動の基礎知識
等、盛り沢山でした。

講義中には皆がイメージし易いようにゴムのサンプルを回して、手に持って、
匂いを嗅いでみたり、引っ張ってみたりながら、ゴムの特性や実用例等について
説明して頂きました。
 
ウレタンに関して、実演でその製造方法を見させていただきました。
本当に不思議なくらいに膨らんできて、すぐ硬くなりますね。
その過程は本当に面白かったです。
 
初日には、講義以外に、工場の製造ラインの見学もさせていただきました。
撮影禁止は残念でしたが、原料作成から成形・加工まで全工程を見学致しました。
 
ゴム製品は意外な所にも使用していますね。
新幹線や電車のバランスを取る防振ゴムや、建築の地震を和らげる防振用にも
ゴムが使用されていることが分かりました。


❖終了証
 
研修を終えた一人一人に終了証を配られました。

❖集合写真 

最後に参加者全員で集合写真!!

写真でもわかるように、30数人もいたのに、女子は私一人だけでした(T_T)
でも、皆さん丁寧に声をかけていただいたりしましたので、楽しい研修会でした。

このように良い機会を作っていただいた東洋ゴム工業の皆様、
本当にありがとうございました。 
研修会で学んだことを今後の仕事の中で活かしていきたいと思います。

食品工場―パスボックス設置レポ

DATE2010.10. 6 CATEGORY現場レポート

営業推進部の金です。
 
退勤時、駐車場に向かう途中、倉庫の入り口の所でトラックに荷物を積んでいたので、近づいてみました。
 
 
 
これから納品に行くかなと思っていたら、翌日から工事に使う部品やコンベヤだそうです。
 
工事内容としては、既設のクリーンルーム内にパスボックスを建てるのと、
その中で使用するコンベヤも蒲田工業から納品することになったそうです。
 
一般的にパスボックスと言うと、規定サイズが多いです。
しかし、今回はコンベヤの上に流れる製品が重量もあり、
尚且つ、大きいとの特殊であるため、規定のサイズのパスボックスが合わないとのことで、独自に作りました。

図面のイラスト

 
その作り方としては、既設のクリーンルームのコーナー部分を利用し、
二面の壁はそのまま使用して、新しい断熱パネルで二面を新設し、小さい空間を建てる。
そして、流れてくる製品がパスできるように、壁に適当なサイズの開口部を開け、
上下に動くスライド扉を付けました。

コンベヤ
 

こちらがクリーンルーム内で使用するコンベヤです。
ステンレス製なので、重さに強く頑丈です。これらをパスボックスの中に入れて
使うんですね。実際稼働時にどのような動きをするのか楽しみです。

水平を取る器具

 
現場に行くと工事内容はもちろん、色々な道具が沢山あるので、本当に面白いです。
気になって、思わず触ったりすると、使い方や用途についても丁寧に説明してもらいました。

クリーンルーム内の工事だけあって、シビアな所が多く、微調整作業の手間がかかると担当者は言う。
ヘルメットにO型と書いてある作業員、大雑把かなと思ったら、仕事になるとものすごく集中していたので、血液占いも半信半疑になりました(*^。^*)

今回も、色々教えていただきありがとうございました。
これからもどんどん現場に出て、実際の工事作業を見て、勉強していきたいです。


ソリューション事例:部材を組み合わせでオリジナルパスボックスを設置
 
クリーンルームの特徴と清浄度クラスの解説はこちら
クリーンブースの特徴とメリットの解説はこちら
KAMATAクリーンルームのご紹介
KAMATAクリーンブースのご紹介

クリーンブース設置工事 現場レポ

DATE2010.9.14 CATEGORY現場レポート

営業推進部の金です。
 
先日、静岡県にある樹脂成形加工をするお客様に、KAMATAクリーンブースを導入して頂きました。
その導入経緯やきっかけなど、担当者様の声を聞くべく、設置現場に行ってきました。


 
午後に行ったら、アルミフレームの枠はもう組まれており、樹脂板を張り始めていました。

 
 
壁側は全面アクリル板、通路側は透明な塩ビ材を二重張りの構造にしました。
こちらの製品の検査室として利用されるそうです。

一般的に温度の高い部屋には断熱材の入っているパネルをお勧めしていますが、
今回はKAMATAアルミフレームを使いたい担当者様の強いこだわりで、
温度が保てるように二重張り構造にしました。


二重張り構造
 

 
密閉性がよく、断熱効果もあります。
 
クリーンブースの組立~空調や電気の設置まで、約4日程度で終わるそうです。

 
 
こちらはクリーンブースの扉を付けています。搬入する検査機械が大きいため、
扉も開口部の大きい両開きの仕様にしたそうです。

なぜ蒲田工業のクリーンブースにこだわったかの質問に、前に別件で蒲田工業の工場に
行った時、クリーンブースの組立中の、KAMATAクリーンブースを見て、綺麗だし、
中の様子が目視できるので、ぜひ工場に建てたかったと答えて頂きました。


クリーンエアコン口                  リターン口
 
リターン装置を設けたのは、冷えたクリーン化された空気を再利用し、省エネ効果が得られるそうです。

クリーンエアコン                   リターンフィルター
 
天井からみるとこんな感じです。送風口のホースにも保温材で囲いました。
省エネ対策万全ですね。

 
クリーブース内からみるエアコンの送風口。ヘパフィルターをつけて、
周りとフラットにして仕上げています。


完成したのがこちらです。

サイズはD4000×W5000×H2500のクラス10000の検査室が出来上がりました。
どのような機械が入るのか、運転状況も楽しみです(*^^)v

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