省エネ・省蒸気化の改造工事 ―レポ①
富士営業所 山本です。
製紙の町である富士市・富士宮市では、毎年夏に岳南排水路清掃工事が一週間程行なわれます。
この事を岳排(がくはい)と言います。製紙工場は排水する事が出来ない為マシンを止めて、この期間に合わせて設備改造工事等を行なっています。
今回ご紹介するのは【省エネ・省蒸気化の改造工事】です。
業者を集め、10日間で 主に3つの工事を同時に進めています。
Aチーム = ①蒸気吹き込み装置改造工事
Bチーム = ②ドレネージ装置改造工事
Cチーム = ③現地加工工事 (シリンダードライヤ-ジャーナル内径拡大)
各工事の内容を先に説明しますと・・・
Aチーム 蒸気吹き込み装置改造工事
⇒ 固定式サイフォン装置【ステーショナリーサイフォン装置】に交換する工事です。
ドレンが確実に排出され乾燥効率を大幅にUP。
▼一般的な製紙工程

これをもう少し分かりやすいイラストにすると・・・


▼ロータリージョイント ドライヤー内側のタービュレーターバー


○ 装置交換(ロータリージョイント、固定式サイフォン)
○ ドライヤー内側にタービュレーターバーを設置 ⇒ ドライヤー数十本分。
これを10日間で行なうわけです。m(u u)m
Bチーム・Cチームの工事内容は次回へ。
続くレポ②はこちら
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福山営業所 佐藤です。



環境エンジニアリング部 百済です。




営業推進部 和田です。











