施工工程を一括管理で納期短縮を実現
― 断熱パネル&アルミフレームによる効率的ブース施工
お客様のお困りごと KE-62
新規事業として製品加工を行うため、4つの加工室(ブース)を並列で設置する計画を立てられていました。
納期がタイトな上、工事中には他業者による機械設置や電気工事も発生する予定であるため、これらの作業を含めた全体の施工工程を一括で管理し、無駄のない効率的なスケジュールを組みたいというご要望がありました。
お客様の抱える課題
- 部屋の用途に応じて、気密性が求められるブースと、既存工場の空調を活かすために天井を設けないブースを設置したい。
- 一部のブースについては既設の設備を解体し、部材を流用したい。
- 複数のブースを並べて設置し、外観の見栄えも統一したい。
- 装置や製品の搬入出に対応できるよう、一部のブースにはW4,000×H3,500の大型両開き扉を設置したい。
蒲田工業からのご提案内容
外観の寸法 40,000mm×D6,000mm×H4,000mmのサイズのパネルブースを施工しました。
各業者間の作業調整や工程の重複を防ぎ、スムーズな立ち上げと早期稼働を目指すことを目的に、ブースの設置順序と工事スケジュールを明確にお伝えしました。お客様や他業者様と綿密な打合せを重ねることで、すべての工事業者がスムーズに作業を進められる効率的な工程をご提案しました。
解決のポイント
- 気密性が求められるブースについては断熱パネルを採用し、空調および電灯工事も併せて蒲田工業にて施工。一方、既存工場の空調を活かす天井開口型ブースについては、アルミフレーム製を用いて自立させるなど、それぞれの用途に最適な構造でのご提案。
- 以前に弊社で設置した断熱パネルブースについては、解体・移設のうえ流用し、コストを抑える。
- 外観の見栄えを統一するため、アルミフレームブースについては、フレームが見えないようフレーム面に断熱パネルと同色の板を貼り、隙間はすべてコーキング処理を施す。
- 大型両開き扉は特注仕様にて対応

施工写真




解決した内容
工事は工程通りスムーズに進み、仕上がりも非常に美しいブースを施工していただき、大変満足しております。
蒲田工業がご提供できる価値
蒲田工業は、豊富なクリーンブース・クリーンルーム施工実績を活かし、用途に応じた最適な施工を提供します。 気密性が求められるブースには断熱パネルを採用し、既存工場の空調を活かす天井開口型ブースにはアルミフレーム製の自立構造を採用することで、それぞれの環境に最適化された施工が可能です。
事例番号
KE-62
※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。
営業パーソンの紹介 クリーン事業部 長谷川 賢一

お客様のご要望やお困りごとを一つ一つ丁寧且つ迅速に解決いたします。半導体をはじめ医薬・化学などあらゆる業界においてマルチにクリーンルームでの施工実績を積み重ね知識も豊富です。また、アルミフレームの知識と経験を活かし最適なクリーンブースをご提案いたします。
