充填工程の異物混入防止に―3重構造のクリーンブース
お客様のお困りごと KE-03
飲料水の充填設備導入のため、品質向上にクリーン化が急務。容器洗浄機から充填機まで外気と触れない環境を必要とされていました。
お客様の抱える課題
- 空調管理もされていない倉庫環境で生産。
- ガロン缶充填時に異物が混入する可能性がある。
- 容器洗浄後はまだ蓋がしまっていないため、充填前にゴミが入る可能性がある。
蒲田工業からのご提案内容
3重構造のクリーンブースを設置し、部屋ごとに作業員を配置し、直接部屋間を行き来しないように提案。生産ライン内の異物混入を防止する流れを構築しました。
解決のポイント
- 煮沸滅菌洗浄後のガロン容器を外気に暴露させないための、洗浄機と作業エリアを含んだ大ブースW7,250×D5,000×H4,500(クラス1,000)
- 充填機及び点検エリアを含んだ中ブースW5,050×D2,960×H4,000(クラス1,000)
- 充填部からキャップまでの重要箇所のみ囲う小ブースW3,350×D1,650×H3,100(クラス100)
- 作業員入口には更衣室・手洗場・エアシャワーを設置しました。
解決した内容、お客様の声
容器洗浄後の異物混入問題は高清浄度化により、解決しました。安心してお客様に提供できる環境が整ったとの事です。
蒲田工業がご提供できる価値
生産品目により、様々な設備環境が必要となる中で、クリーン化に始まり、空調設備などを通じて年間通して安定した生産環境のご提案をいたします。今回のように外気との接触を防ぐために、様々な充填設備にクリーン化のお手伝いをさせていただいております
事例番号
KE-03
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営業パーソンの紹介 クリーン事業部 百済直範

お客様の抱えられている問題点を的確に捉え「クイックレスポンス」をモットーに、ご提案から施工、アフターフォローに至るまで一貫して責任を持って行ないます。あらゆる業種で、様々な対応ができるクリーン環境構築のトータルコーディネーター。
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