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福山営業所 村上課長取材記

DATE2015.8.17 CATEGORY現場レポート

mitsuyuki.jpg 営業推進部の満行です。


先日、福山営業所の村上課長を取材させて頂きました。

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血液型      B型
星座       いて座
趣味       釣り(海での船釣り)
好きな食べ物   自分で釣った魚
社歴       30年目


Q: 主な仕事の内容をお聞かせください。

JFEスチール株式会社西日本製鉄所(倉敷・福山地区)様で製鋼工程を主に担当しています。
ホース・バルブ・セラミック商品・機械加工品・ゴム樹脂加工品を取り扱っています。
又これとは別に、東は青森県から西は九州地区まで、全国の食品工場において排水処理施設プラントの運転管理・能力増強工事・新規プラント設計工事の営業活動、設備機器補修・更新工事をしています。

Q: 今までの仕事の中で一番印象に残ったことは何ですか。

【 HB-23 排水の下水道放流への対応、排水処理施設新設!
 Tokyo kanehuku1.jpg

茨城県のめんたいパーク様において既存排水処理施設能力増強工事及び新規工場建設に伴う新規排水処理プラントの建設を行ったことです。
設計・施工・管理を全て自分でやりました。
現地での測量、既存排水処理施設プラントの能力確認から能力増強工事・新規プラントの提案。
現地の建設会社様との現場工事工程調整、労災保険加入から現場安全管理を経て、プラント完成。
試運転調整をした上で、お客様に引き渡し。
自分で設計したものが形になり、お客様から喜んで頂け、実際に今でも使用され続けていることが嬉しいです。

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Q: 排水処理のプロフェッショナルとして社内外で知られていますが、なぜ排水処理に取り組まれることになったのですか。

約20年前に岡山県にある食品会社の設備管理担当者様から排水処理施設で異臭が発生し近隣から苦情があるとのご相談を受けました。
そこで自分で調べて排水処理管理用製剤及び微生物用接触ろ材メーカー様と同行し約半年間現地テストをした事がきっかけです。
その案件は残念ながら成約には繋がらなかったのですが、テストをしていく中で身につけた知識や経験がその後の営業活動に生かされています。
当時同行してもらったメーカー担当者様とは今でもお付き合いが続いています。

Q: 排水処理のシステム設計まで手がけられていますが、他社との差別化ポイントはどこですか。

第一に、他社の排水処理施設よりコンパクトに出来る。
それから既存曝気槽に設置する事で能力を上げることができ、原水負荷増加や、生産量増大による排水量増加へ対応できるということです。
第二には海水での排水処理が可能。
第三に微生物を多量にコントロールし、廃棄汚泥の減少及び微生物ショックによる水質不良からの回復が早い。
そして最後は、廃棄汚泥の削減によるランニングコストの削減、運転管理工数の軽減ができるという点です。

Q: 排水処理で苦労する点はどこですか。

食品工場様での排水処理は、様々な水質があり同じものは皆無と言っても過言ではなく、その中で生物処理(微生物)しています。
生き物が処理している過程を数字に置き換えて設計計算する事が難しいところです。
あらゆる食品工場様を見て経験値を蓄えないと難しいと思います。
又、排水処理不良=水質汚濁防止違反となる為、水質が悪くなる予兆があればすぐに対策をしなければなりません。
そのため、休日でも地域によって当日行ける場所なら行っています。
万が一に備えてお客様には会社の携帯電話とは別に個人携帯電話をお知らせし、24時間連絡を頂けるようにして直ぐに対応を取れるようにしています。

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Q: 営業活動において、努力・工夫している点がありましたら教えてください。

お客様からのお問合せには、必ずお答え出来る様にしています。
中にはごめんなさいもありますが・・・やはりお客様はもちろん仕入先様にも常に相手の立場や気持ち(思いやり)に立って物事を判断し、行動する事ですかね。
常に 思いやり を意識した対応・言動・行動を取る様にしています。

― 今一番力を注いでいることは何ですか。

新規開拓及び新商品・技術を 提案 していく事です。

Q: 仕事のやりがいは何ですか。

お客様から、喜びの声を頂いた時ですかね。
問題解決が出来た時、お客様から「ありがとう。すごいね」とか「ランニングコストが減って良かった。会社が儲かる。」など言って頂いた時が、自分にとって最高の褒め言葉を頂いたと思っています。

Q: これからの目標について教えてください。

現在、排水処理施設に関する仕事の中で、お客様より先生とか言われる場合もあり嬉しいのですが、もっと知識を増やし信頼され頼られる存在になりたいですね。
将来は、自分が手掛けたプラントを観光がてら見て回りたいと思っています。

Q: プライベートはどのように過ごしていますか。

天気が良ければ船で海に出て釣りをしています。
瀬戸内海の島々を見ながらのんびりと釣り、その日のおかずが取れたら帰ります。
決して家で食べられる量以上には魚を持ち帰らないので、昼前に帰ったり夕方まで釣ったりしたこともあります。
ぼうずで口惜しさを胸に帰ることもありますが、良い気分転換となっています。娘が大きな魚を釣ったら悔しいですが・・・(笑)


村上課長のインタビューは以上です。
「万が一に備えてお客様には会社の携帯電話とは別に個人携帯電話をお知らせし、24時間連絡を頂けるようにして直ぐに対応を取れるようにしています。」「常に思いやりを意識した対応・言動・行動を取る様にしています。」と話していましたが、お客様のお困り事に対して何時でも全力で対応したり、常にお客様の立場に立って物事を考えたりすることを大切にしていることが伝わってきました。何より排水処理について勉強させて頂きました。
取材させて頂き、ありがとうございましたm(_ _)m




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