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伊藤副本部長取材記

DATE2016.5.25 CATEGORY現場レポート

mitsuyuki.jpg 営業推進部の満行です。


先日、伊藤副本部長を取材させて頂きました。

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血液型       A型
星座        おうし座
趣味        サッカー
嫌いな食べ物  レーズン
社歴         25年


Q: 主な仕事の内容をお聞かせください。

富士営業所の所長として営業所の管理、運営を担うこと。
設立時から務めている名古屋流体事業部の責任者として気密検査用治具の拡販、メーカーとしての認知度向上を図ること。
営業副本部長として会社全体の営業フォローの三つが私の仕事です。
性分もあって、今でも管理業務に専念するより、現場に赴くことが多いです。
若手社員が成長し、打合せや現場調査に同行することは減りましたが、工事の現場管理などは所員と共に行っています。

Q: 今までの仕事の中で一番印象に残っていることは何ですか。

若手社員の頃、入社して5年目くらいの時期に担当していた印刷会社様で新しい製造ラインが作られることになりました。
女性向けファッション誌のグラビア印刷ラインの一部を受注することができたのですが、この搬送ライン構築が言葉に尽くせないぐらい大変でした。

― どのような点が大変だったのですか?

印刷ラインの搬送システムにはチェーンコンベアを使うことが主流だったのですが、当社が別のラインで導入して頂いたスパイラルベルトコンベアによる搬送システムが高評価を得て、ベルトコンベアが採用されることになりました。
チェーンに比べメンテナンスが楽で、設備全体のコストも下げられる見込みがあると採用に至ったのですが、これが大変でした。
スパイラルコンベアは設置スペースの制約などで使えず、装置の基本設計から行う必要が生じました。
新ラインの立ち上げスケジュールも決まっていて納期の余裕もないまま設計、製作が進み、いざ据付工事となったところで前段から供給される幅と装置の幅が違うという致命的な設計ミスが発覚。
他の部分の試運転、検証作業と並行しながら突貫工事で装置の改造を行いました。
他にも垂直に紙を持ち上げる箇所で押し当て圧の調整がなかなかうまくいかなかったり、損紙と呼ばれる印刷不良の紙を排出する部分で紙詰まりが頻発したりとトラブルのオンパレードでした。
半年余りかけて一つ一つ改良し何とか使って頂けるレベルにまで持っていきましたが、その間は本当にしんどかったです。
改造工事の休憩中に工場の非常階段に座りながら、悔しくて思わず涙がこぼれたこともありました。
装置を製作してくれたメーカーの社長さんから「伊藤さん、俺たちが絶対に何とかするから」と言って頂けたのが救いでしたね。
このコンベアは自分が担当を離れた後も、トラブルがちょくちょく起こったようで後任者には迷惑をおかけしました。

Q: 仕事をしていく上で心がけていることはありますか?

その場面、場面で苦労すること、辛いことは25年もやっていればいろいろありますよ。
でも自分が心掛けているのは、明るく元気に仕事を楽しんでやるという姿勢です。
その根底にあるのは、自分は結構「目立ちたがり」ということです。
今まで社員の誰もやったことのない工事を手掛ける。
お客様から「困った時は伊藤に相談しよう」と思ってもらえるような存在感。
仕入先さんから「一緒に仕事するとうまくいくと信頼してもらえる。
単なる一社員、一業者でなく「伊藤!」という存在を認めてもらいたいんですね。
認めてもらえるのであれば、苦労は苦労でなくなります。

Q: お客様と接する際に心がけていることをお聞かせください。

やっぱり認めてもらうためには、絶対に「できない、できません」と言わないことです。
今まで実績がなければ実績のある業者さんを探してこれば良いし、日程に余裕がなければ人を投入してシフトを組めば良いし、できると思って当たれば何とかなるものです。

Q: 富士営業所の所長として意識していることを教えてください。

とにかく現場感覚を忘れず、所員と一緒に汗をかくこと、一緒の目線で考えられるようにしていきたいと考えています。
過去の成功体験や実績に基づいて話をするのではなく、今目の前の状況を所員と共に見て、感じ、考えるようにしています。
富士営業所はスタッフもここ数年で若返り、年齢構成の点でもバランスが取れてきました。
従来富士地区の主要産業であった製紙業に関してはこの先大きな伸びは見込めませんが、代わりに食品や化学、製薬業界のお客様へのシフトも進められました。
これからはより一層の深堀り、深耕を進めていくことが富士営業所成長の鍵だと考えています。
そのためにもエンジニアリング部との連携、工事部隊の拡充を図っていきます。

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Q: 名古屋事業所をどんな営業所にしたいと考えていますか。

まずは独立した部署として自立することが大前提です。
ZKカプラーという自社ブランド製品をメーカーとして設計から販売まで行っていますが、まだまだブランドの認知度も低いですし、お客様からの評価も確立しきれていません。
実績のある大手メーカーから切り替えて頂くには、はっきりとした価値を認めてもらう必要があります。
ちょっとぐらい安い、ちょっとだけ使いやすいというレベルでは切り替えては頂けません。
劇的に使いやすい、一度使ったら他社製は使いたくないという製品を提供できるメーカーに一日も早くなることが目標です。

Q: プライベートはどのように過ごしていますか。

趣味のサッカーは地元の40代リーグに所属して月に数回試合にも出ています。
主に中盤担当です。
数年前からあるレゲエミュージシャンに親子ではまって(一番はまっているのは自分ですが)ライブに良く行っています。
ファンクラブにも入りました!我が家にはタオルやツアーTシャツなどのグッズがいっぱいです。


伊藤副本部長のインタビューは以上です。

「現場感覚を忘れず、所員と一緒に汗をかくこと、一緒の目線で考えられるようにしていきたい」と話していましたが、そういった所長の考えにより富士事業所一人一人の営業スタッフが自分の個性を出せるのだと感じています。取材を通して仕事のモチベーションのことや姿勢について学ばせていただきました。
取材させて頂き、ありがとうございましたm(_ _)m



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