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2025年 若手社員フォローアップ研修2日目
営業推進室の前嶋です。
若手社員フォローアップ研修2日目の内容をレポートいたします。
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<2日目のプログラム>
09:00 第4講「仕事力を高めるためのコミュニケーション」前半
11:30 昼食
12:30 第4講「仕事力を高めるためのコミュニケーション」後半
14:00 第5講「職場で抱えている問題を解決するために」
16:30 第6講「さらなる自己成長のための目標設定」
17:30 閉講
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第4講「仕事力を高めるためのコミュニケーション」
この講義では、職場におけるコミュニケーションの基本である報告・連絡・相談を改めて見直し、自身のステップアップにつなげることを目的に学びを深めました。
円滑なコミュニケーションには、まず会話をできる状態にすることが前提になります。
講義の中では、これを「心理バリアを低くする」と表現されていました。
心理バリアを下げるためには、話す内容よりも先に、基本的なマナーや自己開示、傾聴の姿勢など、自分の態度を相手に示すことが大切だと教えていただきました。

さらに、講義の中ではコミュニケーションの原則についても学びました。
【コミュニケーションの原則 その1】
・話の主導権は聞き手が握っている。
・人は、自分の話を聞いてくれる人の話を聞く。
この原則を体感するため、2人1組で話し手と聞き手に分かれて演習を行いました。
聞き手の態度によって、話し手がどう感じるかを確かめることで、聞き方の重要性を深く理解することができました。
【コミュニケーションの原則 その2】
・理解は偶然、誤解は必然。
・コミュニケーションは相手が受け取った分だけ成立する。
続いての演習は、話し手が紙に書かれた内容を口頭だけで伝え、聞き手がそれをもとに紙に書き出すという形式です。
例えを使って工夫しても、聞き手の理解と実際の内容が大きく食い違う場面も多く、言葉だけで正確に伝えることの難しさを実感しました。
第5講「職場で抱えている問題を解決するために」
この講義では、グループで仕事上の悩みや課題を共有し、原因を分析しながら解決策を探りました。
職場で直面するさまざまな問題に対して、受け身ではなく "主体的に向き合う姿勢"を学ぶことが目的です。
問題とは、自分の「ありたい姿・あるべき姿」と「現状」のギャップです。
そのギャップを埋めるために、
・変えられないものではなく変えられるものに集中する
・できない理由ではなくどうすればできるかを考える
の2つが大切であると学びました。
他の参加者と話すことで、自分とは異なる視点や考え方に触れ、思い込みや限界を越えるヒントを得ることができました。
問題解決のため、すぐに取り組めるものもあれば、時間をかけて向き合う課題もありますが、自分の行動の指標を持てることが支えになると感じました。
第6講「さらなる自己成長のための目標設定」
研修の最後となる講義では、効果的な目標設定のポイントを学び、自己の目標と具体的な行動計画を立てて発表しました。
この講義は、これまでの学びを振り返り、今後の仕事にどう向き合うかを考える第一歩となる時間でした。

目標は、ただ掲げるだけでは意味がなく、仕事の成果につながること、自分自身の実力を高めるものであることが重要だと教えていただきました。
正しい目標設定のポイントは、以下の3つです。
・わくわくする目標
・絞られた目標
・具体的な目標
講義の中で、「曖昧な目標は曖昧な行動を生み、曖昧な行動は曖昧な結果を生む」という言葉が特に印象に残りました。
この言葉から、目標を立てる際には具体性が何よりも重要であることを改めて実感しました。
それでは、良い目標とは具体的にどのようなものか、それを判断するものが、SMARTの法則です。
【SMARTの法則】
・Specific = 具体的
・Measurable = 数値化(状態化)
・Achievable = 達成可能
・Realistic = 現実的
・Time-bound = スタート・期限が明確
この法則に沿って目標を立てることで、行動が具体化され、成果につながる実感を持つことができることを学びました。
自分がどんな姿を目指し、どのような行動を積み重ねていくのか。
これまでの学びを振り返りながら、具体的なステップを言葉にすることで、目標への意識がより明確になりました。


<まとめ>
今回の研修を通じて、自分がこれから何を考え、どのように仕事に向き合っていくべきかを改めて見つめ直すことができました。
「これからの自分はどうありたいか」を考える時間を持つことができ、他の参加者との意見交換を通じて、考え方の幅が広がり、新たな気づきを得られたことも大きな収穫です。
今のタイミングでこの研修を受けることができてよかったと思います。
今後も、できることは継続し、できないことには向き合いながら、解決策を模索して自分の力に変えていけるよう、日々の仕事に取り組んでいきます。
今後も引き続き、よろしくお願いいたします。











