熱中症対策用クーリングブーステントを設置。スポットクーラー接続で高温作業現場の一時避難・休憩スペースを確保

お客様のお困りごと   CP-16

製鉄業界のお客様では、作業現場の温度が40℃を超える過酷な高温環境となっており、熱中症対策が大きな課題となっていました。
特に問題となっていたのは、作業現場から休憩室まで距離があることです。体調不良を感じてから休憩室へ移動するまでに時間がかかり、移動中に体調を崩してしまうリスクがありました。実際に、熱中症により動けなくなるケースも発生していました。
そのため、作業現場の近くに、すぐに休憩・冷却・応急処置ができる場所を確保する必要がありました。
また、WBGT値※を確認しながら作業を行う中で、アラーム発報時に作業者が一時的に避難できるスペースの整備も求められていました。職場における熱中症の重篤化防止の観点からも、現場近くで迅速に対応できる環境づくりが急務となっていました。

お客様の抱える課題
  • 40℃を超える高温環境により、熱中症リスクが非常に高い。
  • 作業現場から休憩室まで距離があり、体調不良時の移動負担が大きい。
  • WBGT値※の上昇時やアラーム発報時に、現場近くで一時避難できる場所が必要。
  • 現場近くに、冷却・休憩・応急処置ができる簡易スペースを設けたい。

※ WBGT値とは、気温・湿度・日射や照り返しなどの輻射熱をもとに、人体への熱の影響を総合的に評価して算出される暑さ指数です。熱中症の危険度を判断する指標として、作業現場の安全管理に活用されています。

蒲田工業からのご提案内容

蒲田工業では、高温作業現場での熱中症対策として、スポットクーラー接続型のクーリングブーステントをご提案しました。 ブースのサイズは、W1,800×D1,800×H2,000〜2,500mm程度。スポットクーラーと接続することで、ブース内に冷気を取り込み、作業者が短時間で身体を冷やせる一時避難・休憩スペースとして活用できます。 今回のクーリングブーステントは、体調不良時やWBGT値上昇時に、作業者が現場近くですぐに避難し、休憩・冷却できる場所を確保するための対策です。 また、2名で組立・解体・移設ができる仕様とし、作業場所の変更や現場レイアウトの変化にも対応しやすい構造としました。必要な場所へ移動しながら使用できるため、固定式の休憩室を新設しにくい現場にも導入しやすい点が特長です。

解決のポイント
  • 現場近くに一時避難・休憩スペースを確保
    休憩室まで移動しなくても、作業現場の近くで休憩・冷却・応急処置ができる環境を整えました。体調不良を感じた際にすぐに入れる場所を設けることで、移動中に状態が悪化するリスクの低減に貢献します。
  • スポットクーラー接続でブース内を冷却
    スポットクーラーの冷気をブース内に取り込み、作業者が短時間で身体を冷やせるスペースとして活用できるようにしました。
  • 冷気が逃げにくい構造
    スポットクーラーの挿入口は、空気が外へ逃げにくいように気密性を考慮した構造としました。
    また、ブース下部についても、キャスター部分までビニールが下がる仕様とし、冷気が外へ漏れにくいよう配慮しています。
  • 透明ビニールで内部の様子を確認可能
    ブースの一部には透明ビニールを使用し、外から内部の様子を確認できるようにしました。
    体調不良者がブース内で休憩している場合でも、周囲の作業者や管理者が状態を確認しやすく、現場での安全管理に配慮した仕様です。
  • 2名で短時間に組立・解体・移動が可能
    2名で10〜15分程度で組立・解体できる仕様とし、必要な場所へ容易に移動できるようにしました。
    作業場所が変わる現場や、複数エリアで暑熱対策が必要な現場でも、柔軟に運用できます。
  • 現場に合わせた名入れカスタマイズが可能
    テント部分には、会社名や安全標語、案内表示などを印字した名入れカスタマイズが可能です。
スポットクーラー接続でブース内を冷却

クーリングブーステント

冷気が逃げにくい構造

冷風挿入口

冷風挿入口

現場に合わせた名入れカスタマイズが可能

クーリングブーステント

解決した内容、お客様の声

40℃を超える高温作業現場の近くに、スポットクーラー接続型のクーリングブーステントを設置したことで、作業者が体調不良を感じた際に、すぐに休憩・冷却・応急処置を行える環境を整備しました。
これまで課題となっていた、休憩室までの長距離移動の負担を軽減し、熱中症の重篤化リスク低減に貢献しています。また、2名で短時間に組立・解体・移設ができるため、現場のレイアウト変更にも柔軟に対応できます。
導入後、その効果を評価いただき、追加発注分を含めて合計6機の導入が決定しました。残り5機についても、7月中に納品予定となっています。

蒲田工業がご提供できる価値

蒲田工業は、お客様の作業環境や現場レイアウト、熱源の位置、休憩室までの距離、作業者の動線などを確認したうえで、現場に合わせた熱中症対策をご提案します。
今回のようなスポットクーラー接続型のクーリングブーステントは、現場近くに一時避難・休憩スペースを設けたい場合に有効です。固定式の休憩室や大がかりな空調設備を設置しにくい現場でも、必要な場所に冷却スペースを確保できます。
設計・製作・納入まで一貫して対応し、安全で快適な作業環境づくりの課題を解決いたします。
高温作業現場での熱中症対策、スポットクーラーを活用したクーリングブーステント、一時避難・休憩スペースの設置でお困りの際は、ぜひ蒲田工業へご相談ください。

事例番号

CP-16
※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。

営業パーソンの紹介  名古屋営業所  美濃島真吾

美濃島

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