会議室への吸音パネル導入により、音漏れ・反響を大幅に改善 - 短工期・低負荷で実現した防音対策
お客様のお困りごと FB-62
お客様の施設では、既存の折りたたみ式パーテーションを閉じることで、1つの空間を複数の会議室として区切り、運用されていました。
しかし、パーテーションのみでは十分な吸音・遮音性能が確保できず、会議中の声が室内で反響してしまう状況でした。
そのため、隣接する会議室の声が気になり、複数の会議を同時に行うことが難しいという課題を抱えておられました。
また、周囲への音漏れも発生しており、会議内容が外部に聞こえてしまう点についても懸念されていました。
お客様の抱える課題
- 部屋の構造上、音が反射しやすく、反響音が発生しやすい環境であった。
- パーテーションおよび壁が、防音・吸音仕様ではなく、遮音性能が不十分であった。
- 折りたたみ式パーテーションの構造上、上下に隙間が生じ、そこから音漏れが発生していた。
蒲田工業からのご提案内容
蒲田工業では、まず現地調査を実施し、騒音レベルや周波数特性を測定。
会議室の構造や使用状況を踏まえたうえで、音の発生要因と課題を詳細に把握しました。
その結果をもとに、限られたスペースでも高い防音効果を発揮できる岐阜プラスチック工業様製の吸音材「テクセルSAINT」を活用した非常に軽量で手軽に設置できる「REMUTE」をご提案しました。
※テクセルSAINTは、岐阜プラスチック工業株式会社様が開発した吸音材です。ハニカム構造の表面に微細な穴を設けることで優れた吸音性能を実現しました。
解決のポイント
- パーテーションの片側(A面)に吸音パネルを設置することで、音の反射を抑え、反響音・音漏れを大幅に低減。
- マグネット施工により大がかりな改修工事を行うことなく、低コスト・短工期での防音対策を実現。
- 吸音パネルの設置により、上下の隙間からの音漏れを抑制し、防音効果を最大限に発揮。
- 軽量で取り扱いやすく、将来的なレイアウト変更にも柔軟に対応可能。

※「REMUTE」には吸音効果を高めるためにフェルト系吸音材を貼合
(出典:岐阜プラスチック工業株式会社「REMUTE」製品資料 P.03)
施工写真
施工前

施工後

オクターブ毎の騒音測定結果

| 測定条件 | 中心周波数(Hz) | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 31.5 | 63 | 125 | 250 | 500 | 1000 | 2000 | 4000 | 8000 | |
| 設置前_会議室B位置 | 18 | 51 | 69 | 72 | 76 | 74 | 76 | 76 | 74 |
| 設置前_会議室A位置 | 22 | 37 | 53 | 58 | 59 | 58 | 56 | 51 | 41 |
| 設置後_会議室A位置 | 22 | 36 | 52 | 55 | 52 | 52 | 46 | 41 | 37 |

| 施工前 | 施工後 |
|---|---|
| 56 dB | 46 dB |
解決した内容、お客様の声
吸音パネルの設置により、室内の反響音が大きく抑えられ、隣接する会議室を同時に使用できる環境へと改善しました。
お客様の声
「声の聞こえ方が以前とはまったく違う」、「周囲を気にせず会議に集中できるようになった」といった高い評価をいただいています。
蒲田工業がご提供できる価値
蒲田工業では、防音・吸音対策に関する現地調査・騒音測定から、製品選定、施工方法の設計、施工管理までをワンストップで対応しています。 単に製品を設置するのではなく、施設の構造や利用目的、運用方法を踏まえたうえで、最適な防音・吸音材の組み合わせをご提案。反響音の低減はもちろん、機密性の向上や作業環境の快適化など、「成果につながる防音対策」をご提供します。
事例番号
FB-62
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営業パーソンの紹介 富士営業所 杉山朋哉

明るく人懐っこい性格が魅力の営業スタッフです。学生時代にサッカー部で培った体力と粘り強さを活かし、フットワーク軽くお客様のもとへ伺い、課題解決に取り組んでいます。 継続的な提案力と誠実な対応を大切にし、お客様に寄り添った営業スタイルで信頼を積み重ねています。