ブロワ更新、高効率ターボブロワの採用で省スペース、省エネ、騒音低下を実現
お客様のお困りごと AB-30
食品工場様において、工場の省エネを進める中で、消費電力の大きいブロワの更新が求められました。
更新にあたり、運転効率の良さとともに、メンテナンス工数の削減も実現できる機種の選定を要望されました。
お客様の抱える課題
- 現状は30kWのルーツブロワを3台使用、占有面積が大きい。
- メンテナンスに手間、コストがかかる。
日常的にベルト点検、グリスアップが必要で、更に数年に1度はベアリングやモータなどの分解整備が必要。3台運用しているので尚更大変。 - 稼働時の騒音が非常に大きい。
蒲田工業からのご提案内容
省エネ、省メンテ、低騒音、省スペースのターボブロワをご提案しました。
解決のポイント
- 90kW1台に集約することで、設置スペースを大幅に削減。ALL in ONE構造で同クラスのルーツブロワと比べても省スペース。
- 稼働時の騒音、振動は大幅に低下。
- メンテナンスは年に2回のフィルター交換と3年1度の電気消耗品(電解コンデンサや冷却ファン等)の交換のみ。手間もコストも削減(年間約50万円から20万円に)
- 潤滑油不要で油分のない清浄な空気を供給できる。
ターボブロワについての詳しい説明
- 三次元流体解析を踏まえ設計された高精密SUS630製鋳造インペラを採用。
- 従来のルーツブロワ3台に比べ、消費電力は2割以上削減できました。
- ルーツブロワではロータやベアリング、モータなど主要部品は摺動摩耗で鉄損や銅損を生じ、定期的な交換を必要とする。ターボブロワではフォイルエアーベアリングや専用インバータ制御高速PMモータを採用し機械部品に関しては通常の使用条件では交換の必要が生じない。
- 運転状況のモニタ、運転データの抽出まで可能な大型液晶タッチパネル式操作盤を採用。
解決した内容、お客様の声
電気代とメンテナンス費用を計算すると年間300万円を超すランニングコストの削減を実現できました。今までとは比較にならないぐらい静かで驚きました。メンテナンスの手間もほとんどかからなくなりました。
蒲田工業がご提供できる価値
今回はターボブロワ本体の販売だけでなく、設置据え付け工事もあわせて受託しました。既設ブロワの撤去、配管工事、電気工事、試運転まで当社が責任を持って施工致しました。附帯工事まで一貫して施工できる点も蒲田工業の強みです。
当社は特定建設業許可:機械器具設置工事業、管工事業、建築工事業。
一般建設業許可:塗装工事業、とび・土木工事業を有しています。
事例番号
AB-30
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営業パーソンの紹介 営業本部 佐藤勝
サッカーとフットサルを愛する当社のエースストライカーです。
フットワークの良さを活かし、業種や工程を問わずあらゆる分野で課題を解決に導きます。
生産性の向上、工程の自動化、安全対策など今まで多くの実績を築き上げてきました。
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