工場インフラ(ユーティリティ・ファシリティ設備)の事例

屋外埋設配管・集水桝を短工期で補修
耐蝕性、耐薬品性に優れ速乾性の「ポリウレア樹脂」でコーティング

お客様のお困りごと   FB-48

化学工場での事例です。工場内の排水ラインに老朽化の兆候が見られるということで相談頂きました。
現時点では漏洩は発生していないが、今後も安心して操業できるようにしっかりとした補修を行いたいとのご要望でした。

お客様の抱える課題
  • 補修対象は地中に埋設されている配管及び集水桝。
  • 排水には強アルカリ性の成分が含まれており、万が一漏洩すると大きな問題となる。
  • コンクリート部は劣化が目立ってきている。集水桝は単に更新するだけでなく耐久性に優れたコーティングも施して欲しい。
  • 原料の搬入を行うエリアなので、出来る限り短期間で工事を行って欲しい。

蒲田工業からのご提案内容

既設配管を塩ビHT管に更新。VP管に比べ高温に対する性能が大幅に強化されます。
集水桝は更新と同時に内面に「ポリウレア樹脂」コーティングの施工を提案。

解決のポイント
  • HT管の使用可能温度は圧力、径にもよりますが約90℃。VO管の60℃に比べ大幅に耐熱性アップ。
  • ポリウレアは基材との密着性、耐蝕性、耐熱性に優れ、柔軟性と強度が両立した樹脂です。
  • ポリウレア樹脂コーティングは現場施工でも㎜単位の厚膜にコーティングでき、塗布後短時間で使用が可能になります。
  • 排水に含まれる薬品に対して耐性があることを施工実績、資料に基づき説明し納得いただく。
  • ポリウレア樹脂は有機揮発物質(VOC)を含まない。

コーティング前

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コーティング後

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解決した内容、お客様の声

コーティングは臭いもほとんどなく、非常に短時間で施工することができました。

お客様の声

一括して工事を行ってもらえたので、打ち合わせや作業確認がスムーズにできて良かった。 ポリウレア樹脂コーティングは側溝や貯水槽など別の箇所にも採用を検討したい。

蒲田工業がご提供できる価値

蒲田工業では配管の漏洩対策に以前から取り組んでまいりました。
防液堤やピットの設置、ライニングやモルタルの補修、配管の二重化など現場の状況に合わせた最適な対策を提案いたします。
診断、補修も多数の実績がありますのでぜひご相談ください。
既設設備の撤去から、更新、更に耐久性を向上させるコーティングまで一括施工可能です。

事例番号

FB-48
※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。

営業パーソンの紹介  エンジニアリング事業部 杉村真司

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野球が好きな非常に誠実なアイデアマン。
特に食品関係・医薬品関係を得意としております。
充填機及び周辺機器のノウハウを持っており、種々の状況に応じた提案をさせていただいております。

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