難作業エリアでの空調機更新工事
-分解搬入し設置現場で再組立てすることで難問をクリア-
お客様のお困りごと MB-33
食品製造をされているお客様で、地球温暖化対策と省エネを目的に工場内の空調機を順次更新されています。今回更新対象の空調機は、室外機が屋上ではなく、建屋壁面のガラリ(格子状柵)内に設置されており、搬出入が非常に困難な状況でした。
※古い空調機に使用されている冷媒HCFCは1988年に制定された政府間国際協定(モントリオール議定書)に基づき2020年以降生産ができなくなります。補充用途には2029年末まで生産を認める特例がありますが、日本国内においては全廃が目標とされています。そのためHCFCを冷媒としている空調機は2020年以降は原則として使用できなくなります。
お客様の抱える課題
- 搬出入経路が限定されており、工場内を通って新規室外機を搬入することができない。
- 既存室外機も、そのままでは搬出できない。
蒲田工業からのご提案内容
既存室外機は現場で分解、交換対象のダクトも切断した上で、撤去作業を行いました。
新規室外機も一度分解し、高所作業車を使用して壁から搬入作業を行いました。
ガラリは一度取り外し、搬入後復旧させました。
解決のポイント
- 新規室外機は搬入後、現場で再組立てし設置。
- 分解時にフロンを大気に排出しないように現地で抜き取り、回収を徹底。
既存空調機を分解して撤去
分解した室外機を高所作業車で搬入
解決した内容、お客様の声
冷媒配管や電源ケーブルの敷設も難易度の高い作業でした。
空調が稼働する対象の部屋と室外機を設置個所とはフロアが違うため配管も長くなります。
スペースが限られ梁などの干渉物も多い中で配管を通さねばならず大変でしたが予定通りに施工を終えることができました。
蒲田工業がご提供できる価値
クリーンブース、クリーンルームをメーカーとして手掛けていることもあり。蒲田工業では空調機器に関しての様々な問題解決に自信を持っています。年次点検や、各種清掃、省エネ対応機種への更新なども承ります。
事例番号
MB-33
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営業パーソンの紹介 営業本部 佐藤勝
サッカーとフットサルが好きなフットワークの良い営業マン。セットメーカー・半導体工場・化粧品工場・医療工場・印刷工場・食品工場等、様々な分野のお客様を担当し様々な商品を提供させていただいております。
お客様のお困り事を解決させていただく事を目指しております!