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高剛性プラダンシートの採用で、作業負担軽減!安全性も向上!

お客様のお困りごと   HB-40

ダンボールシート(紙製)の製造工程で、出来上がったダンボールシート(積層された状態)の搬送用下敷板として、長年ベニヤ板を使用されていました。ベニヤ板下敷では重量、安全面、耐久性において問題があり、代替できる製品をお探しでした。

お客様の抱える課題
  • ダンボール原紙用の下敷なのでベニヤ板も大きく、重量がかなりあり、セッティングや片づけの作業負担が大きい。
  • ベニヤの割れた欠片やささくれが刺さり、作業員が怪我をしてしまうことが過去にあった。
  • ベニヤは割れてしまうことがあり、耐久性は決して高くない。

蒲田工業からのご提案内容

高剛性プラダンシートで下敷きを製作しました。※プラダンとはプラスチック製ダンボールのことです。

解決のポイント
  • 厚物中空構造のプラスチックダンボールシートの採用で大幅な軽量化に成功、ベニヤ板に比べ半分以下の重量。
  • 高剛性グレードで表面材も高硬度仕様とすることでたわみを抑え、搬送性能もクリア。
  • ベニヤ板に比べ割れにくく、更に端面を封止処理することで、安全性も向上。(端面封止処理は1600㎜まで対応可能)。
  • 耐久性も非常に高い上、ポリプロピレンを主原料としているのでリサイクル性にも優れている。
端面封止処理

*お客様では以前から、プラダンへの切り替え検討はされており、様々なメーカーの品種、グレードをテストされていました。どの製品もベニヤ板に比べたわみが大きく、搬送性能をクリアできず、切り替えることができなかったということです。 今回ご採用頂いた高剛性プラダンシートがはじめてその課題をクリアすることができました。

解決した内容、お客様の声

長年の課題であったベニヤ板からの切り替えに成功し、軽量化、安全性、耐久性の向上を実現しました。製品単価はベニヤ板に比べ高くなってしまいましたが、作業負担も軽減し、耐久性も高いので、トータルコストは削減できそうです。 お客様の声「とにかく軽いので、持ち運びが楽になったと社員も喜んでくれています。木屑も発生せず、怪我をする恐れもなくなったので、安心して作業にあたることができます」

蒲田工業がご提供できる価値

コンベア本体や、コンベアベルトだけでなく、今回の事例のように搬送ラインで発生する様々な課題を蒲田工業は解決します。搬送対象物がかわってうまく運べない、もう少し搬送能力を上げたい、転倒、荷こぼれを防ぎたい。分岐、合流できるように改造したい。こういった課題を搬送ラインのスペシャリストとしてズバッと解決いたします。

事例番号

HB-40
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