表面処理の事例

射出成形品の離型性向上

お客様のお困りごと   D-06

電子部品加工の大手S社様の事例です。 エラストマー(ゴムと樹脂の中間製品)の成形部品を製造されていましたが、このエラストマーが軟らかく粘度も高いことから離型性が悪く、型抜き時に変形を起こしてしまい、不良率が高いとお困りでした。

お客様の抱える課題
  • 成形部品の型抜き時の変形。
  • 変形による不良率が高い。

蒲田工業のご提案内容

射出成形の金型に抜群の滑り性のあるブラストロン処理をご提案しました。 ブラストロンは6種類の目の粗さがあり、その中で一番適しているものを選定し、テスト採用となりました。

解決のポイント
  • 金型からの離型性が大幅に向上
  • 不良率の大幅低下

製品に関する詳細ページ

解決した内容、お客様の声

この金型にブラストロン処理を行う事で離型性が良くなり、型からの抜けが格段に向上し、不良率が大幅に減少しました。その結果から、このエラストマーを成形する金型に対しては標準的にブラストロンを処理していただくようになりました。また、S社様だけでなく同業者様にもS社様からご紹介いただいて採用いただいています。

蒲田工業がご提供できる価値

蒲田工業では豊富な処理実績から最適な表面処理をご提案致します。

事例番号

D-06
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