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衝撃緩衝及び粉塵対策,落鉱防止用クレパクト

お客様のお困り事  AB-37

原料を搬送するベルトコンベアのシュート下にインパクトローラーを使用しているが、寿命が短いことにお悩みでした。
ローラーを交換する作業も、シュート下なので非常に手間がかかり大変。ローラー間でベルトが撓み、変形してしまうためスカートゴムとの間に隙間ができ、落鉱が発生することにもお悩みでした。

▼ インパクトローラー(ゴムリングで衝撃吸収・緩和)
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問題点
  • インパクトローラーの寿命が短い。
  • シュート下で作業性が悪く、ローラーの交換作業に時間がかかる。
  • コンベアベルトが変形することでスカートゴムとの間に隙間ができ、落鉱が発生する。

蒲田工業からのご提案内容

インパクトローラーをコンベアベルト衝撃緩和材「クレパクト」に替えることを提案しました。

2種類の標準サイズがあります。
① H75mm×W80mm×L1500mm
② H75mm×W100mm×L1500mm

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▼ クレパクト配置(専用スタンドの場合)
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ポイント
  • ローラースタンドの受け板を利用してクレパクトのスタンドを設計するので、インパクトローラーから簡単に変更可能。
  • クレパクト本体だけの取り換えが可能。取付はアルミレールをT型ボルトで締結するだけ。
  • トラフ角に合わせて取り付けることでベルトの変形を抑え、落鉱量を減少させ粉塵飛散を防止する。
  • クレパクト本体は80㎜幅と、100㎜幅の2種の組み合わせで全てのベルト幅に対応可能。

クレパクトについて クレパクトは衝撃エネルギーを吸収するゴムと、摩擦係数が極めて低く滑り性に優れた超高分子量ポリエチレン、アルミレールが棒状に一体成型された製品です。優れた衝撃緩和力を持ち、ベルト摩耗量も低減させます。
インパクトローラーは主に外装ゴムで衝撃を緩和させますが、吸収しきれない負荷が軸にかかると、軸が変形しスムーズな回転ができなくなります。こうした状態が続くと本来の性能は発揮できず、ローラーの破損にも繋がります。クレパクトは荷重や衝撃を広い面積で受けるスライドベッド方式を採用しており、安定的に高い衝撃吸収力を保持します。
コンベアのトラフ角にあわせて取り付けることで、ベルトの変形を最小化し、落鉱量を大幅に減少させます。

解決した内容、お客様の声

インパクトローラーの突発破損事故もなくなり、大変重宝しております。また落鉱も極端に減り、清掃時間も短縮できました。 クレパクト本体は2種類在庫をすれば、全てのベルト幅に対応できるため、在庫も少なくて経済的。

蒲田工業がご提供できる価値

軽搬送用にはキャリヤスタンドをそのまま利用したクレグライドという商品もあります。ローラーを外し、アタッチメントを取り付けるだけです。落鉱量の減少、粉塵飛散の防止に効果があります。またスカートゴムを簡単に調整できるシーリングシステムもありますので、合わせてご活用ください。

▼ シーリングシステム
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▼ クレグライド
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営業パーソンの紹介    京浜営業所   木田 貴之

スポーツで鍛え上げられたフットワークを活かして、課題を解決すべく走ります!クールな外見にホットなハートを持った営業マンです。
プライベートでは「アルティメット」という競技に打ち込んでいましたが現在はゴルフに華麗に転身しています。

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