カーボンオフセット証明書を発行可能なCCP-117の防錆塗装で、コンベアと架台の延命化・メンテナンス費用と工数の削減を実現
お客様のお困りごと MB-46
化学工場のお客様の事例です。
お客様の工場では、屋外に設置されたコンベヤと架台に錆びが発生しました。このまま放置すると、腐食が進んで穴が開いてしまい、メンテナンスに多大なコストや手間がかかる可能性があります。そのため、完全に腐食する前に塗装の塗り替えを検討していました。
また、お客様は「カーボンニュートラル」に取り組んでいる会社であり、温室効果ガス排出量を削減するための取り組みを行っています。この取り組みの一環として、社内で具体的な取り組みを共有し発表することが求められており、今回の塗装についても環境に優しい方法を希望していました。
蒲田工業からのご提案内容
カーボンオフセット証明書を発行可能なCCP-117という防錆プライマ(防錆剤)を提案し、採用していただきました。足場設置から塗装工事(下地処理にCCP-117を2回塗り、トップコートを塗布する)まで約2か月かかる大規模な工事になりました。
お客様からは仕上がりに非常に満足していただき、長期的な工事のご注文をいただいています。
解決のポイント
- 高所作業が必要な箇所があったため、安全帯やヘルメットなどの必要な安全装備を着用し、安全対策を徹底しました。
- 細かいスケジュール管理に基づき、進捗管理や工程表の確認を丁寧に行いました。
- 環境への影響を最小限に抑えるよう、工事現場周辺の騒音や粉じんなどに配慮しました。
CCP-117の塗装作業の様子
CCP-117はクリーム色で半透明の防錆剤です。



CCP-117を使用するメリット
1,コストと施工工数の削減、省エネ
下地処理として3種ケレンを使用します。
1種、2種ケレンと比較して、十分な防錆効果だけでなく、粉塵・騒音・コストの軽減、そして工事期間の短縮も実現しました。
・1種ケレン:ブラストで錆や旧塗膜を完全に除去する方法
・2種ケレン:ディスクサンダー等の電動工具や手工具で錆や旧塗膜を完全に除去する方法
・3種ケレン:ディスクサンダー等の電動工具や手工具で、錆が発生している面や割れたり膨れたりしている旧塗膜(死膜)だけを除去し、密着している旧塗膜(活膜)は残す方法。
2,カーボンオフセット証明書を発行可能
お客様はこの証明書を利用して、「カーボンニュートラル」の取り組みとして社内で情報を共有し、良い発表ができました。
蒲田工業がご提供できる価値
蒲田工業は製造業のお客様向けに、設備や建屋の工事を行っています。また、省エネに関する様々な課題に対して、有効的な解決策を提案しております。
ご提案から施工、メンテナンスまで、全ての工事についてワンストップで対応しています。お気軽にお問い合わせください。
事例番号
MB-46
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営業パーソンの紹介 関東営業所 岡本淳平
製紙業界とセットメーカー様を中心に営業活動を行なっています。
持ち前の責任感とガッツでお客様のお困り事に真剣に取り組みます。