表面処理の事例

特殊バルブと溶射技術で寿命延長し、大幅なコストダウンに貢献!

お客様のお困りごと   AB-16

現在使用している大口径特殊仕様バルブの寿命が短く交換コストが非常に掛かってお困りでした。

お客様の抱える課題
  • 耐熱、耐摩耗を考慮した特殊バルブのため、価格が高い。バルブの購入費はおおよそ年間1千万円以上
  • 高熱と摩耗にて数ヶ月間で使用不可となり交換している。
    現状の年間メンテナンス費用は バルブ代金 + 数十人工以上掛かっている交換費用 + 約4日間の稼働停止損失

蒲田工業からのご提案内容

構造を超硬金属の表面処理加工したロータリーバルブで耐久年数を延ばしランニングコストを大幅に下げる提案をしました。

解決のポイント
  • ロータリーバルブは頻繁な開閉動作や熱の影響によるシール低下を起こしにくい。
  • 摩耗対策は標準品でないため、蒲田工業が超硬金属の表面処理加工をして納入する。
    仕様:ロータリーのプロペラ先端部にコバルト系溶射し、バルブケーシング内面にはタングステンカーバイト系を超高速溶射
  • 製品単価は倍以上ですが耐久年数は数倍以上(現状約4倍)でコストの削減になります。
  • 交換作業時間、労働力と稼働停止時間を減少させ、大幅なコストの削減なります。

解決した内容、お客様の声

  • 使用後12ヵ月経過しても全く異常が無く、メンテナンスコストを削減した。
  • 補修工事や液漏れ等による労働災害の危険が減少した。
  • オペレーターの管理労力を軽減した。

お客様からは『12ヵ月経っても全く異常個所が無く、現時点の感じだとまだ1年近くは使えそう』とのお言葉を頂きました。 また『メンテナンスコストが年間推定数百万円近く節約できた』と、VA提案賞も頂きました。

蒲田工業がご提供できる価値

ご使用条件に最も適した製品に蒲田工業独自の提案で付加価値を付けて、(大幅な)コストダウンに貢献いたします。

事例番号

AB-16
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