廃棄する樹脂板の粉砕処理機 「カッターミル」
お客様のお困りごと HB-14
樹脂板 (軟質塩化ビニール・ウレタン)を廃棄処分する際に、樹脂板の模様を判別できないように処理する必要がありました。そのため、ベビーサンダー等で細かく削っておられましたが、廃棄するたびに大変な時間と手間がかかりお困りでした。
この樹脂板を簡単に粉砕できる装置を探されていました。
お客様の抱える課題
- 樹脂板の廃棄処理で、樹脂板の模様を削る作業に時間がかかる。
- 樹脂板の模様を削るときに、削り粉が飛散し、清掃に手間がかかる。
- 樹脂板の粉砕は5mm角くらいに細かくし、形が全くわからない状態で破棄したい。
- 樹脂材質に柔軟性があるため、通常の粉砕機では刃に当たっても跳ねてしまい粉砕が出来なかった。
蒲田工業からのご提案内容
改造を加えたカッターミルをご提案する。
粉砕機メーカー数社に、樹脂板と同じ材質のシートサンプルを送り、粉砕が可能かどうかをテスト確認。
各社の粉砕したサンプルをお客様にお見せして、OKを頂いたメーカー様にて打合せし、使用条件を満たす改造を行ないます。
解決のポイント
- 粉砕したサンプルをお客様にご覧頂き、粉砕後の状況を確認いただく。
- OKを頂いたメーカーの規格粉砕機(カッターミル)にお客様の使用条件を満たす改造を行う。
(投入口、排出口、ブリッジ防止装置、移動用キャスター取り付け等) - カッターミル内部で樹脂板がブリッジ状に詰まってしまう事を防止するため、ブリッジ防止装置をつける。
カッターミル
投入口
ブリッジ防止装置
排出口・キャスター
解決した内容、お客様の声
今までは、模様が完全に分からなくなるまでひとつずつ削られていたため、大変な労力や時間かかっていましたが、このカッターミルをご使用いただくことで、粉砕処理に全く手間がかからなくなり作業場の清掃作業も不要となりました。
蒲田工業がご提供できる価値
蒲田工業は、お困り事の内容・ご要望を深く伺い、今回のように標準品に改造を加えるなど、解決方法を検討しご提案をします。まずはお困り事をご相談ください。全力で解決のお手伝いをさせていただきます。
事例番号
HB-14
※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。
営業パーソンの紹介 福山営業所 高場啓司
鋭い洞察力とスピード力で『お客様のお困りごと』を的確に捉え何通りもの解決策を見つけ出しご提案します。これまで培ってきた工事案件の豊富な実績からなる提案力でプラント工事などの大型工事案件をコーディネートします。
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