製品設計の部材選定に貢献!
お客様のお困りごと AB-04
セットメーカー様より、ダンボールの寸法や重量を測定できる機器の開発に関するご相談をいただきました。
お客様の抱える課題
- 赤外線センサーにて寸法を測定するのに、天板(8t×665×420)の部分をポリカーボネート樹脂(PC)にて試作したが傷が付きやすく、センサーが誤作動を起こしてしまった。
- 傷が付きにくく荷重が掛かっても反らない材質を探して欲しい。
- 透明ながらも、機械内部が直接見えないように目隠しが必要。
蒲田工業からのご提案内容
水族館の大型水槽にも使用されているアクリル樹脂を提案しました。
解決のポイント
- PCの透過率76%に対し、アクリルは透過率92%のため赤外線センサーが誤作動しない。
- 最大荷重25kgに対し、耐久試験をクリアしたアクリル板8tを採用。
- 傷対策として表面にハードコートを施し、裏面はブラスト処理でスモークをかける事で目隠しできる。
解決した内容、お客様の声
アクリル板は割れやすいと言われますが、350~450t程度の厚みがあるため強度が高く、貼り合わせや曲げ加工も可能です。
お客様の声
当初、アクリル板は衝撃に弱いと考えていたので、強度に不安がありました。 しかし、大型水槽に使用されているという素材を試したところ、耐久試験にクリアしたため採用させていただきました。
蒲田工業がご提供できる価値
蒲田工業は協力会様社とのノウハウを活かし、特殊品のご対応も承っております。 大きな樹脂板の重合接着および曲げ加工、部分的な着色、展示用や水槽用などの色付ショーケースの製作がしたいなど、お困りごとやご相談がございましたらぜひご連絡ください。
事例番号
AB-04
※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。
営業パーソンの紹介 大阪営業所 谷中照和
愛嬌の良さは社内でもピカイチ。前任地では長くセットメーカー様を担当していたので精密機械加工や樹脂、ゴムの物性に関する知識や経験が豊富です。
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