ホーム > お困りごと解決事例 > クリーンルーム内の臭気対策
食品会社様で製品の分析や検査を行われているクリーンルーム内に、隣の作業工程から臭気が入ることにお悩みでした。
レナテック社製光触媒脱臭システムを提案しました。クリーンルーム天井の外気取入れ口手前に脱臭システムボックスを設置。空調機、HEPAフィルターには脱臭済みの空気が流れます。圧損もほとんどなく脱臭速度も非常に高速なシステムです。
設置後の臭気濃度はおよそ1/6に低下させることができ、クリーンルーム内ではほとんど臭気が感じられない環境が実現できました。数値でもご確認いただけるように臭気測定を専門の臭気判定士によって行いました。
今回の脱臭システム導入にあたっては活性炭を用いたシステムとの比較がなされましたが、ランニングコストの安さが決め手となり採用されることになりました。(10年間のトータルコストは条件によっては活性炭の半分以下に抑えられます。)
セラミックフォームは純水洗浄によって初期性能を回復させることが可能です。10回洗浄しても除去性能の低下は見られません。
蒲田工業ではこれまでも様々なかたちで臭気対策を行ってきました。
ブースと局排を組み合わせたシステム、水や次亜塩素酸ソーダで空気を水洗するシステム、対象となる特定のガスを選択的に吸着するシステムといった各種脱臭システムの構築はもとより、臭いの発生源の洗浄や排水処理設備の改善といった上流での対策にも実績がございます。