表面処理の事例

PFAS規制に対応 セラミックコーティングによる飲食店の器の耐久性と美観性の向上

お客様のお困りごと   D-14

飲食店で使用されているステンレス製器具の表面処理事例です。

お客様は、PFAS規制に対応するため、フッ素コーティングの代替品を探していました。 洗浄しやすく美観性に優れている新たなコーティング方法について、当社に相談がありました。

お客様の抱える課題
  • 使用後のカトラリー(スプーン、フォーク等)が、器の淵のコーティングを傷つけ、器の見栄えが悪化している事にお困りでした。この傷が原因となり、コーティングの剥がれが進行し、食洗の度に状態が悪化していました。
  • 傷ついた器については、再コーティングを繰り返していますが、その頻度を減らす方法を探していました。
  • コーティング後、器の色を鮮明な白に変更し、料理の見栄え向上も検討していました。

蒲田工業からのご提案内容

耐久性と美観性に優れたセラミックコーティングを提案しました。
セラミックコーティングは元々、金属製品の滑り性や離型性を高めるために開発されましたが、美観性や高級感、硬い皮膜による耐久性向上も実現します。 また、PFAS規制への対応として、フッ素樹脂コーティングの代替品としても推奨されています。

解決のポイント
  • セラミックコーティングの提案まで
    → フッ素コーティングは耐久性が低いこと、それからPFAS規制に関連した問題点があることをお客様に詳細に説明。 代替案として、耐久性と離型性に優れたセラミックコーティング(白)を提案しました。
  • テスト実施
    → 提案内容の効果を確認するためにテストを行いました。
  • 施工決定
    → テスト結果が承認され、正式に導入を進めました。

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事例番号

D-14
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