表面処理の事例

耐摩耗性と滑り性の両立―製品投入シュートへのブラストロン

お客様のお困りごと   D-10

砂糖製造工場で、紙袋への投入工程シュートに砂糖が付着していました。フッ素樹脂コーティングを施しても、耐久性がなくお困りでした。

お客様の抱える課題
  • 食品衛生法に適合していることが必須。
  • 付着性の高い砂糖が、フッ素樹脂コーティング並みに、滑り落ちてくれること。

蒲田工業からのご提案内容

耐摩耗性と滑り性を兼ね備えたブラストロンコーティングを提案しました。
ブラストロンはHV1000前後の硬さを持ち密着性も高いめっき処理ですので、ほとんど摩耗しません。

解決のポイント
  • 食品衛生法に適合しているので安心して使用できる。
  • 初期の滑り性能は、フッ素樹脂コーティングに比べ若干劣るが、性能の低下は殆どない。
  • フッ素樹脂と違い、帯電しないので静電気発生による付着の心配がない。

解決した内容、お客様の声

今まで定期的な再コーティングを必要としていましたが、数か月使用して性能の低下がほとんど見られません。 他の部品にも導入を検討しています。

蒲田工業がご提供できる価値

蒲田工業では豊富な処理実績から最適な表面処理をご提案致します。

事例番号

D-10
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