オーダーメイドでステンレス製流し台を製作、投入シュートをつけて省力化!
お客様のお困りごと FB-21
果汁飲料メーカー様。2階で果汁入りの袋を開封し、製造ラインに投入、開封した袋はある程度溜まると1階に運び、流し台で再利用のために洗浄を行なわれています。 流し台を更新するにあたり、2階から流して搬送できるようなシュートも設計し1階への袋運びおろし工程をなくしたい。
お客様の抱える課題
- 設置スペースの制約があり、サイズや使い勝手を考えると流し台は既製品では難しい。
- 排水口の取り付け位置も現場に合わせる必要がある。
- 袋搬送シュートには水を流し、搬送性を向上させたい。
- 上記の条件を満たしつつもできる限りコストは抑えて製作したい。
蒲田工業からのご提案内容
使用状況、設置スペースにあわせた特製の流し台を製作することを提案しました。
解決のポイント
- 現地測量を行い、設置スペースに合わせ最大製作可能サイズを決定。
- 食品工場向けに、酸洗いに加え電解研磨仕上げとし、溶接ビードを徹底除去。
- コストダウンするために袋搬送シュートには汎用塩ビ管を半割にして使用。使いやすいようにホース取付アタッチメントも製作。
- 使用する板材はオーバースペックにならないように、強度を確保しながらも、なるべく薄いものを部位に合わせて選定。

解決した内容、お客様の声
使用状況・現場環境に合わせて製作することで、デッドスペースを最小限にし、使い勝手良くすることができました。
オーダーメイドでも材料選定等で工夫することにより、コストパフォーマンスを高めることが出来ます。
「仕上がりがとても綺麗で、使いやすいものが導入でき現場でも喜んでいます。今まで、階段を昇り降りしていた工程がなくなり、連続的に作業できるようになったので生産効率もアップしました」
蒲田工業がご提供できる価値
食品工場では、衛生、洗浄の点からステンレスの加工品が多く使われています。蒲田工業では汎用品のタンクなどの納入から、今回の事例のようにオーダーメイドでの製作まで豊富な実績でご要望にお応えします。実績の中には角パイプと薄板との組み合わせで工場内間仕切りを設置した例もあります。
事例番号
FB-21
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営業パーソンの紹介 静岡西営業所 中嶋康介
入社9年の実績と経験を活かし、レベルの高い営業力で所内でも信頼度はNo.1。現場密着型のスタイルで、お困りごとをお客様と一緒に解決し、問い合わせに対しても常に全力で対応する事を柱としています。
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