その他ソリューション事例の事例

フィルム搬送装置の小型化・改造

お客様のお困りごと   HB-11

フィルム製造会社様で、製品であるフィルムのロールをフォークリフトで搬送する場所があります。作業場所のレイアウト変更により、旋回スペースが非常に狭くなりフォークリフトでの作業が難しくなるエリアがありました。
ロールサイズ:1800L×φ500~φ800 重量:最大800Kg
巻かれているフィルムはリサイクルされるため、傷等が入らないようにしなければなりませんでした。

お客様の抱える課題
  • このエリアでの運搬作業は、作業場所が狭くなるためフォークリフトでの作業は、有資格者でも熟練を要する。
  • フォークリフト以外の小型リフター各種では省スペース化には貢献できるが、フォークの爪部分が水平であるため運搬時にロールが転がり落ちてしまう可能性がある。
  • フォークリフトの運転は、特別教育又は技能講習等の資格取得者でなければ運転できない。

蒲田工業からのご提案内容

小型トラバーリフト(走行:手動式、昇降:電動式)をご提案し、フォークの爪部分に転がり防止の為のステンレス製金具を取り付ける改造を行いました。
*このトラバーリフトは、用途に合わせて走行・昇降をそれぞれ電動・手動の選択が出来ます。
(電動走行タイプは昇降も電動のみ)

解決のポイント
  • 小型トラバーリフトの提案。
  • 既存のメーカー品を、お客様のご使用条件に合わせて改造。
    金具は簡単に着脱出来るように、U型ボルトの落とし込みにて爪に固定出来るようにする。

解決した内容、お客様の声

フォークリフトでの作業が難しい狭いスペースでの作業が可能となりました。 転がり防止の改造を行なうことで、安心してご使用いただいております。
また、操作の為の資格(特別教育、技能講習など)及び法定点検が不要となりました。

蒲田工業がご提供できる価値

リフター本体のみの納入では搬送するロールの転がりの心配があり、またリフターメーカーに改造を依頼すると高価な物になります。そのような場合に、地元の製缶業者・樹脂加工業者様と協力し的確な付加価値を追加してお届けできます。お客様のニーズ・ご予算に応じてご提案します。

事例番号

HB-11
※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。

営業パーソンの紹介  熊本営業所 田上光洋

tanoue

九州全域を担当エリアとする熊本営業所の所長として、お客様のお困り事の解決に日々奮闘しています。お客様のお困りごとの改善提案を何通りも考えて最適な解決策へ導くお手伝いをいたします。省人化・自動化生産ライン、クリーン環境の構築工事など安全・作業環境の改善に特に力を入れています。