滑りにくいという安心感をあたえる床ライニング法!
動画解説 塗床工事(ゆず肌工法)による安全対策
お客様のお困りごと AB-08
食品工場のお客様の事例です。
生産ラインのコンベヤ付近の滑りやすい床による安全上の懸念を抱えていました。
作業員の足元の安全を確保するため、清掃しやすく滑りにくい床材が無いかとご相談がありました。
お客様の抱える課題
- 床はエポキシ樹脂製で、水がかかると非常に滑りやすい。
- コンベヤのローラーの潤滑材が床に飛び散り、滑りやすさが増している。
- 砂を混ぜた塗料を検討したが、清掃が難しく、時間が経つと剥がれやすい。そのため、異物混入のリスクが高まる。
- 砂が摩耗してなくなった塗膜は掃除する際に滑りやすくなり、転倒リスクがさらに増す。
蒲田工業からのご提案内容
一般的な床の防滑処理は、ノンスリップと呼ばれる砂を撒いて施工する方法が主流です。しかし、砂が表面に出てしまうため、食品工場では異物混入のリスクがあり、使用できません。
そこで、「ゆず肌工法」による特殊な防滑塗床施工を提案しました。
「ゆず肌工法」は、小さな砂粒を樹脂塗料で包み込み、塗膜を形成する工法です。最終仕上げで塗膜の表面に凹凸を作り、滑りにくい仕上げを実現します。
この工法は、平滑仕上げよりも滑りにくく、安全性を高めることができます。
東京のテーマパークの出入口にも施工された実績があり、信頼性の高い工法です。
解決のポイント
- 摩擦力が高く、滑りにくい。
- 床のレベルに不陸があっても均一に見えるため、美観性に優れている。
- 耐久性が高く、歩行程度の使用であれば十分に性能を維持できる。
イメージ図
「ゆず肌工法」による防滑塗床施工
解決した内容、お客様の声
今までのツルツルした表面と比較して、滑らないと安心感を持たれています。
お客様の声
今回の工法はツヤがなく、仕上がりがくすんで見えるためどうなるかと思っていましたが、施工技術が優れており、平坦で見栄えの良い仕上がりになりました。何より、作業者の安全性を向上できました。
蒲田工業がご提供できる価値
今回は、防滑処理という安全対策のソリューションをご提案させていただきました。 蒲田工業では、屋外の滑りやすい階段などにも適した材料と施工方法のノウハウがございます。 銀イオンを含有させた防菌・抗菌・防カビ仕様の施工実績もあり、工場の環境に合わせた材料と工法をご提案させていただきます。
事例番号
AB-08
※お問い合わせの際は「事例番号」をお伝え下さい。
営業パーソンの紹介 エンジニアリング事業部 佐野昭二
食品工場・化学工場メインの担当をしており、お客様に好かれるタイプの営業マン。塗り床工事・壁補修・FRPライニング・防虫対策工事が得意で、現場になれており工場の環境をトータル的にサポートさせていただきます!