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Solution Showcase お客様困りごと解決事例

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焼き菓子型に非粘着表面処理、高温下の使用でも非粘着性をキープするPFAライニング

お客様のお困り事  HB-49

お菓子メーカー様で焼き菓子新製品の生産に際し問題が発生ました。生地が型に焼き付いてしまい、きれいに脱型できずお困りでした。
別の製品でも過去に同じような問題が発生しましたが、当社が非粘着性に優れたコーティングを施工することで解決した実績をあげており、今回もご相談いただきました。

問題点

① 型は非粘着コーティング仕様でオーブンメーカーに製作を依頼。
② オーブンで焼成した際に生地が焼き付いてしまう。

▼ 焼き菓子の型
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蒲田工業からのご提案内容

オーブンメーカーで製作された型を調べると、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)で表面処理されていました。PTFEは耐熱性、非粘着性に優れ、フッ素樹脂コーティングとして汎用的に使用されています。ただし、高温時においてはどうしても表面が軟化し、非粘着性が低下する傾向があります。そこで、より非粘着性に優れるPFA(パーフルオロアルコキシアルカンポリマー)コーティングを提案しました。PFAはPTFEを改良して作られた樹脂で熱溶融粘度が低いという特性があり、高温離型用には最も適したフッ素樹脂コーティングです。ピンホールの少ない皮膜を得られることから薬液タンクなどの耐食用途にも多く使われています。

ポイント

① PFAはPTFEより非粘着性に優れる(特に高温時)。
② PFAは別の製品用型で実績がある。
③ 既にPTFEが処理されている型は、ブラストで剥離後PFAを再処理。
④ オーブンメーカーに発注数済みで未入荷の型については、無処理仕様に手配し直していただき、入荷次第当社に支給頂く。

※フッ素樹脂の一般的な成膜プロセス
受け入れ → 脱脂処理 → 下地処理 → プライマー処理 → 塗装 ⇄ 焼成 → 検査

解決した内容、お客様の声

事前にテストをしてPFAの非粘着性の高さを評価していただき採用に至りました。同じフッ素樹脂コーティングでも性能差があることに改めて驚かれました。PFA処理型の使用で生産は順調にいき、新製品は無事に販売されることになりました。現在、成形用の抑え部品に対しても非粘着処理を検討いただいております。

蒲田工業がご提供できる価値

蒲田工業では各営業所に表面処理のアドバイザーを配しております。 近年、表面処理に求められる性能は多様化、高度化しています。この事例のように、複数の特性を必要とされるケースも増えています。(例:導電性と耐摩耗性、滑り性と耐摩耗性) 蒲田工業では豊富な処理実績から最適な表面処理をご提案致します。

営業マンの紹介    福山営業所  浅田 竜至

HB-asada.jpg少年時代から続けた剣道で培われた体力、集中力を発揮しお客様の抱えられている課題解決に全力で取り組んでいます。地元福山で生まれ育ち、広島カープを心から愛しています。

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