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海外製機器用補修ゴム部品を、金型なしで製作!

お客様のお困り事  HB-28

半導体製造装置メンテナンスをされているお客様。
海外製の製造装置に組み込まれているゴム部品を交換する必要が発生。サービスパーツとして輸入するとコスト、納期ともに非常に多くかかってしまうため、国内で入手可能な汎用部品の流用を検討されましたが、微妙にサイズが合わないため使えずお困りでした。

問題点

① 小LOTに付き、新規に金型を起こすことが難しい

② 納期の点からも、金型を起こす時間はない

③ 部品図がないため、磨耗した現状品をもとに製作しなければならない

蒲田工業からのご提案内容

金型不要、精密ゴム切削加工で製作することを提案しました。

ポイント
① 現状品を精密測定し、磨耗状況を勘案して本来の形状を復元。

② ゴム材質は硬度を現状に合わせた上で、お聞きした用途から最適なものを選定。

③ 金型不要で、精密切削加工で製作することにより、汎用金型成形品以上の真円度、表面仕上りを実現。

*部品図がない場合、サイズを若干変更したものを複数製作し、嵌めあいが最適なものをお客様に選定して頂く場合がございます。金型製作ではないので、寸法変更は低コストで可能です。
精密加工 例―

解決した内容、お客様の声

汎用部品の流用では寸法が微妙に違いリークを起こしていましたが、今回の製作品ではリークなし。硬度、表面の仕上り状態共に純正品と遜色なく、短納期で製作できました。

「今回、小LOTで金型から製作と考えていたので、コスト面を気にしていました。実際は、金型は不要で切削加工という事で、低コストでパーツの入手が出来ました。製作日数も短期間で、大変助かりました」

蒲田工業がご提供できる価値

半導体製造装置に限らず、食品製造装置など海外製の各種装置は今でも広く使われています。定期交換が必要な部品がJIS規格でなく、DINなどの規格寸法となっているケースが非常に多く見受けられます。
交換部品の納期、コストにお悩みの場合、是非一度ご相談下さい。

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